今日は 久しぶりで何も予定のない一日でした。
急に 思いたって笠間市の「笠間日動美術館」
に行ってきました。
8月31日まで「竹久夢二展」を開催中です。
「竹久 夢二展」を観にいったのに
思いがけず 常設館の充実ぶりに 驚きました。
「日本・アメリカ館」「フランス館」「企画展示館」と
3棟あり 私は「日本・アメリカ館」側の入り口から
入ったので まず 常設館から観て行きました。
「日本・アメリカ館」で興味を持ったのは
何といっても画家達のパレットの展示です。
有名な画家達が 実際に使っていたパレットを集めたものです。
画家達の舞台裏をのぞいたようで 面白かったです。
「フランス館」にはヨーロッパ印象派から
エコール・ド・パリへと続くフランスゆかりの著名画家の作品が
常設展示されています。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ
マチス、ピカソ 等々。
平日だったせいか 常設館はほとんど人がいなくて
ゆっくり名画を堪能できました。
中庭の彫刻を見ながら 歩いていくと
竹林があり その奥に「企画展示館」があります。
「竹久夢二展」では、屏風や軸装の肉筆画をはじめ、
版画、絵葉書、装丁原画と書籍、彦乃への愛を綴った直筆日記、
親しい人々への書簡、没後資料などまで、
初公開作品を含め約170点を展示しています。
「夢二」というと はかなげな目の大きい美人画の
イメージでしかなかったのですが 装丁原画と書籍が
とても素敵で デザイン化された子供、植物、等々
単純な線で描かれていながら ほのぼのとした暖かさが
感じられて デザイナーとしても
素晴らしい才能があった人だったのですね。
8月31日まで開催されています。
是非 ご覧下さい。。