小太りの「ミルク飲み人形」

また下痢。
最初から汚い書き出しでゴメン。

水分を多くとるように言われているのだが、流れ出るので充分にとれているとは思えない。

2 リットルのペットボトルの茶をテーブルの上に置いて、時々飲むのだが、昔 子供の頃 家にあった姉の「ミルク飲み人形」を思い出した。
キューピーさんのような顔をして口から尻まで細い管が通っていて、小さな哺乳瓶に水を入れて赤ちゃん抱っこをして口に入れると
お尻から流れ出てオムツを汚す仕掛けになっていた。
それを抱いて おままごと遊び(笑)

今 自分は あの「ミルク飲み人形」のようなものだと思ったら泣けてきた。

「情けない」と言ったら、ルンバもスリスリも「病気なんだから仕方ないよ」と常になく優しい。

いつもは１メートル以内に決して近づいてこないスリスリは、頑張ってハグまでしてくれた。今ならチュッとかナメナメとかできるかも知れないと思ったが次回の楽しみにとっておこう。

朝食は、頑張ったのだが気持ちが悪くなって少し残した。


昼食はパスしようかと思ったのだが、薬を飲む関係で何か食べなければならない。それで食えそうなもの探し。

見つけたのが、この真夏には絶対に食べない物「鍋焼きうどん」。
春先にコンビニで見つけた 椎茸から餅に卵焼きまで載っている冷凍の鍋焼きを冷凍庫の片隅に入れておいたのを発見。スーパーで売っている半分の揚げがチョコンと付いているだけのとは大違いですごく豪華だ。

ルンバが火加減を調節して焦がさないようにしてくれた。
エアコンの下でハフハフして 嫌いなネギまで完食。
「これなら食べれるんだね」とルンバが包装紙を確認している。

体中から汗が噴き出てきたが、キューピーさんのような顔をした「ミルク飲み人形」は薬を 沢山口に入れ、ペットボトルの茶をゴクゴク飲んだ。