北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

忘れてはならない日

2016-03-11 21:34:11 | 日記
今日は忘れてはいけない あの震災の日。

嘗て私の念願であった陸中海岸を南下する車中泊の旅を楽しんだ 翌年にあの震災が発生した。



退職して初めての旅の途中には様々な出会いがあった。







北山崎では崖から見下ろし、浄土ヶ浜を堪能。岸壁の上にある「道の駅みやこ」では車中泊をした。



もし何かの気まぐれで1年早く津波が押し寄せていたら私も流されていたに違いない。

洗車をしてもらったGSの若いバイト店員さん。



大槌町のひょっこりひょうたん島で釣りを楽しんでいた子供達は元気なのだろうか。





車で北上川河畔の国道を上がり、やっと見つけた新北上大橋で対岸に渡った所にあった小学校。通りすがりではあったが一瞬校庭で遊ぶ子供たちの姿が見えた。それが、あの大川小学校だ。

私が走った北上川を津波が駆け上がり、そして大川小学校を飲み込んだのかと思うと、私自身がもしかしたら津波の道案内でもしてしまったのではないかと居たたまれない気持ちになってしまうのだ。

マリンパル女川の資料館では、あまり来客が無いようで実績を上げようと一生懸命説明してくれた案内嬢。シアターまで見せたかったようだが、そんなにノンビリできなかったので断ってしまったのが悔やまれる。





過去の旅日記を見ていると、あの震災が全てを悲しい思い出に変えてしまったような気がしてならない。

記憶を塗り替えるために、もう一度 あの同じ道を辿ると良いのかも知れないが、私には その勇気が無い。