北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

無駄な抵抗

2016-03-17 20:32:43 | 日記


朝からルンバがスリスリに一生懸命何かを説明している。
食事をしながら聞いているスリスリの顔は少し迷惑気にも見える。

何かなと思ったら数日前に買った「洗濯機の使い方」。

自分がかなり使えるようになったので、それを娘に説明しているようだ。
新聞を読みながら話の外にいた私にも急に矛先が向けられた

「ウォーキングで汗かいた時に自分で洗濯するのだから・・・」と云うのだが、
「俺、自然派だから、汗 気にしない」と逃げる。
途端にルンバの目は三角になり音量は3段階上がった。

「汗臭い体でウロウロしていると周りの人が不快なの」とわめく。
「男の汗の匂いが好きと云う人だっている」と抵抗する私。
「オッサンの汗は臭いんじゃぁ・・・」と詰め寄るルンバに ついに全面降伏。
素直に聞いているフリをして耳にフタをした。

洗顔していると、「使ったタオルを洗濯するから持ってきて」と満面の笑顔。
今度は強硬姿勢から優しさ溢れる懐柔策へと方向転換したようだ。

洗濯機の前へ強制連行され、「電源を入れると これが点くからね・・・・」と説明が始まる。
「このままだと、どうも濯ぎが不十分なので・・・・」と説明が続くのだが、熱意の無い生徒は先生が怖いので 適当に質問し ただ時間が過ぎるのを待った。




今日は暖かい。川も氷が溶けて普通に流れている。
二日ぶりにウォーキングに出て200m程だがスロージョギングも試してみた。



帰宅して汗を拭きオッサンの汗が沁み込んだ服を脱いで、早速洗濯機へ入れた。

スイッチを入れ洗濯開始。さりげなく近寄ってきて監視体制のルンバは
「お父さん、凄い。もう覚えたの?」と拍手までしておだてる。

今度は褒めて芸を仕込むことにしたようだ。

「バカヤロー、こんなもの簡単だろう・・・・」と云いながら締まりのない顔になって調教されていく私。