せっかく流氷の海に「およがないで下さい」と云う看板を見つけ テレビの
「ナニコレ珍百景」に投稿したのに 番組の方が終わってしまった。
自信作だったのに残念。
もし何ケ月後に放送があったら、私のこの写真を思い出して下さいね。
今日はプラス5度くらいなので暖かい。
久しぶりに春採湖を歩いてみようかと思い いつもの駐車場に車を置いて歩き始めた。
夏物のスニーカーは冬靴とは違って歩きやすい。
湖面はまだ凍結していたが、ウォーキング中の人が次々と現れた。
私は写真を撮っているのかウォーキングしているのか中途半端な歩き方だが、
運よく あの珍しい石炭列車に出会うことができた。
未舗装道路が続く南側の道路に踏み込んだが、どうもぬかるんでいてスニーカーでは無理みたいだ。
それで道道113号を春採中に向けて上がってみることにした。
長い坂道だが病人になる前は坂道と意識することなく平気でどんどん上がれた道だ。
それが病み上がりになってしまった今では傾斜の強い坂道に感じてしまう。
私が「ヒーヒー」云っている横をスイスイ追い越して行くオッサン。
私だって病人になる前は息切れなんかしないでスイスイ行けたのだ。
少し悔しいが、仕方がないと自分のペースを守っていたら携帯が鳴った。
何と病院からだ。
「今日は診察予約日ですが・・・・」
「ゲッ、予約日を間違えていました。今病院対岸の春採湖をウォーキング中ですが・・・・・今からでも良いですか?」
「待っていますから、急がずゆっくり来てくださいね」
何と優しい お言葉。
この一言で、今日のジェームス担当は彼女に決まりだ。
感涙にむせびながらユーターンして坂道を下り車に乗り込むと一目散に彼女が待っている病院へ駆けつけた。