年を取ると涙もろくなると云うのは確かだ。
肛門を締める力も衰えるけれど、涙腺も同じぐらいもろくなるのだ。
昔々、小学生の高学年になった頃から泣くのは恥ずかしいことだと認識した。
その後は多少痛くても注射の時でも何とか耐えた。
数年前に足の骨を折った時でも泣かなかった。
グキッと捻ったのは左足で、アクセルとブレーキを踏むには支障なかったので、自分で運転して帰宅した。
家へケンケンで戻って足を確認した時は痛いだけだったのだが、数分後にパンパンに腫れてきて「これはヤッチマッタに違いない」と確信し病院へ行った。
生まれて初めてのギプスと松葉杖。
駐車場の車椅子マークの場所へ堂々と車を停められるのが少し嬉しかった(笑)