近郊の中徹別では30.5℃まで気温が上がったらしいが私の街は16℃。
こんな気温でもこの辺りでは立派に暑い。
緊急事態宣言で時間を持て余した近所の親子が道路でバトミントンを始めた。
奇妙なことにラケットは普通サイズなのに頑丈そうで羽根が大人の顔ほどの大きさもあって初めて見るバトミントンの進化形に驚いた。
「あれなら誰でも当てられるね」とルンバは云うのだが、見ていると羽根が大きい分だけ重いのか力技(ちからわざ)の応酬で子供には無理みたい。
ジュニア宅でも暇を持て余しているのか「ギターを貸して」とLINEが入った。
どうやら高校生のA子ちゃんに頼まれたらしい。
それを納戸から探し出し、軽く拭いてピックを添えて渡した。
しばらくするとジュニアの嫁さんから孫のA子ちゃんが映っている動画のLINEが入った。
ギターを持って弦を弾いている・・・・・とは言いがたいが、その笑顔に癒やされた。
ワンコよりは、やっぱり人間の方が可愛い。
今はギターの練習もYouTubeを使うらしくて世の中は進んだモノだと実感。
しばらくしてキラキラ星らしい曲をたどたどしく弾く動画が送られてきた。
納戸でただ眠っていたギターが少しずつ生命を取り戻している気がして益々嬉しくなった。
ルンバと一緒に数秒の映像を何度も見ながら、中古で悪いけれどこれは、このままプレゼントしようと決めた。