予報通り、昨日5月10日に日本一遅い桜が開花した。
春を感じたくて早速今日見に行ったが、公園のPにはロープが張られ駐車禁止。
仕方が無いので少し離れた所に車を置いて軽いウォーキング。
晴れていたのに突然の雨。予報は雨だったっけ?
あわてて車に戻り家へ向かっている間に突然晴れた。
もしかしたら、この雨は「涙雨」かも知れないと思ったのは、今日が上原良司陸軍大尉の命日だと知ったからだ。
上原大尉は特攻に志願した。と云うより状況が志願させたのだろう。
特攻兵は一時、故郷へ帰ることが許された。
安曇野の実家へ帰郷した時、懐かしい山々を見、妹の清子さんに一冊の本を渡した。
後日、清子さんがその本を見ていると「〇」で囲まれている字があるのを見つけた。
それを繋いでいくと・・・・・
「きょうこちゃん きみが好きだった いつもきみを愛してる。
自分は靖国にはいかない、天国へいくよ」と判読できた。
その言葉を残し昭和20年の今日、上原大尉は22歳の若い命を閉じた。