雨だ。
かなりの豪雨だ。
ウォーキングしなくても良い立派な理由は出来たのだが、寒い。
多分、気温は一桁だ。
私は重ね着して部屋の中。
ルンバは、何とかと云う「ももひき」のような下着を穿いたと私に教えてくれたが、私は女性の服には詳しくないし興味も無いので、何と云う下着だったのか直ぐ忘れる。
私が知っているのはシュミーズとか云うやつとブラジャー程度だ。
だから今風のややこしい下着の名前を教えられても、イメージできず萌えない。
むしろ「ノーパン」と云う言葉の方が僅かだが反応する。
冷蔵庫の中で二ヶ月前に賞味期限が過ぎているハムを見つけ、深い鍋で熱を通し、見つけた卵をパカッと割って偶然完成したハムエッグもどき。
私が深い鍋を使ったのは油を跳ね散らかさないため。
本当はスクランブルエッグを作るつもりだったのに、洗い物を増やしたくなくて直接卵を落としたら目玉焼きになってしまったけれど、似たようなものだと自分を納得させた。
それに「まだ食べられる」と云われた少し色の変わったレタスを添えたのが私の朝食。
ルンバは近所のスーパーで安売りしているヨーグルトともやしが欲しいと私にチラシを見せる。
豪雨の中、私に傘をさして買いに行けと云う圧力だ。
「オレは行かないよ」と強い意志を示す。
今朝食べたもので下痢するかもしれん。
何かの菌が繁殖しているような気もする。
途中で漏れたらヤバイだろう。