北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

形から連想するもの

2015-07-17 20:51:26 | 日記


出勤途中のスリスリ娘から電話が入った。
港に変わった形の大型船が入っていると云う。

体調がイマイチで昼寝しようかと思っていたけれど、車に乗り込んだ。
耐震岸壁には大型客船と云う程ではないが、かなりの巨船が接舷していた。




車から降りて写真を撮りながら歩いていると自転車に乗ったオッチャンに訊かれた。

「この船は何?」・・・・(知らんよ、今来たばかりだし・・・) と思いながら・・・
「横に 海洋研究開発機構って書いてありますから、だから客船ではないですね」
「ふ~ん、そうなの」




さらに歩いていると日傘を持った奥様が
「この船は見学できるのですか?」・・・(知らんよ、関係者じゃないから) と思いながら
「あのタラップの所に 確か関係者以外乗船禁止とか書いてあったような・・・・」



「あぁ、そうですか、そうですよね オホホ・・・・」

「何か俺 船員に見えるのかなぁ?」と云ったら ルンバまでが
「ねぇ、あの船の高い所にある丸いのは地球儀でしょ?」と云う。



(何?・・・・あんな所に地球儀載せて、誰が見るんだよ) と思いながらも言葉を飲み込み 「地球儀じゃないでしょ」と優しい私。

「それじゃ ボールだ」と云うルンバ。
(ボール? そう云えばサッカーボールのような模様だけれど・・・・誰が蹴るんだよ あんなデカイ物) と思う。

仕方が無いから「レーダーじゃないの?気象観測用とかの・・・・多分」と自説。
絶対に地球儀でもボールでもないのは確実だから私の説の方が信憑性はある。



帰宅したスリスリに「お母さんは地球儀だとかボールだとか言うんだ」と愚痴ったら、スリスリは「あれはプラネタリウムだよ」と云い出した。

(スリスリよ、お前もか・・・・)


体調不良の原因は・・・・きっと 色々な言葉を飲み込んだせいだ。

食べ物の恨み

2015-07-16 21:52:06 | 日記



数日前のこと。

「京都の四条大宮にある1号店に行ったとき、混んでいるのに注文して数分で料理が出て来たんだ。あれには驚いたよ」
と云いながら奥様と二人で地元店に入り待つが、料理が出てこない。

我々より15分も後に座った隣のおっちゃんでさえ先に食べながら不思議そうな顔して こちらをチラ見
前のオバチャンもサッサと食べて出て行った。

「きっと手間がかかる料理を頼んだからだ」と家内は言うが、ラーメンとチャーハンと餃子のセットのどれが手間なのか判らない。

さらに待ち続けて、「大変遅くなって申し訳ありません」と少しずつ食べ物が到着した。

どうも注文を受けたデータを厨房に送信しなかったようだ。

「もう二度と来るもんか」と思いたいが、旨いから仕方ない、また来るだろう。


そして今日。

スーパーの中にある「トンカツ屋」へ入った。

二人で注文したのはヒレカツ定食の竹950円と松750円。

出てきたのは、どちらが竹でどちらが松か判らないほど量も盛り付けも似ている。何処が違うのだろうと良く見たら、皿が丸いか四角いか。



不思議に思いながら「美味しいね、肉が柔らかいね」と云う定番の言葉を用意してガブリ・・・・??
アムアムアム・・・・???

2切れ、3切れと食べて顎が疲れた。何かがおかしい。
向かいの家内の顔は困惑の表情。

「硬いよね、サクサク感がゼロ」と意見が一致。
こんなに硬い肉を初めて食べた。それもヒレカツで。
家内は4切れ目でギブ、箸を置いた。



残すことをヨシとしない私でさえ、残り二切れで口の力に限界を感じギブ。
自分のことが、奥歯で必死に骨に噛り付いている犬のように思えてしまった。

無理してダイエットして筋肉モリモリで体脂肪がEXILEのような豚さんの肉なのかも知れないが・・・・・もうここには二度と来ないだろうなぁ。

あなたは どっち?

2015-07-15 21:48:42 | 日記
もう二ケ月以上床屋へ行っていない。

どうせ髪を切って綺麗にしたところで誰も寄ってはこないから気にならない。

それに毛深い方では無いので、ヒゲだって3日は放っておくことが多い。

帽子を被っても耳の辺りで髪が反り返って禿げてはいないぞと自己主張。

私の理想は水戸黄門様だ。
ヒゲを伸ばして助さんと格さんの代わりに助子さんと格恵さんを両手に抱え、できれば お銀に背中を流してもらえたら嬉しい。

でもヒゲが大嫌いな奥様。
私の暑苦しいバサバサの髪が気になるようで5000円あげるから切っておいでと強い口調。


馴染みの床屋はヒマを持て余していたのか諸手で大歓迎。
いつもは顔が丸いとかテッペンが禿げてきたとかボロクソに言うのに少し世辞も交えてニコヤカな対応だ。


午後、奥様と買物へ出た。
スーパーへ着いた途端、トイレへ行くと云うルンバを入口で待っていたら女性にも男性にも見える短髪の人が入ってきた。
助さんなのか助子さんなのか。

胸の膨らみはオッパイなのか それとも大胸筋なのか。

チラチラ見ていたら家内の後を追うようにトイレの方へ向かったので、これで性別がハッキリすると思い、入って行った場所を見たら誰でも使える車椅子用のボックス。
マジか・・・・・と一人でガッカリ。

だからハテナはハテナのままで謎は深まるばかりなりけり。

登山気分

2015-07-14 22:16:59 | 散策


藻琴山(もことやま)へ向かった
前にブログ友のRさんが、一番登りやすいと教えてくれた山だからだ。
それを思い出してチョックラ様子見だ

私は山とか階段とか坂が嫌いなのだ。

平地のウォーキングでも怠けそうになるのに山なんて冗談ではない。
でも、まぁ、様子を見るだけならと車を走らせた。



藻琴山は日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖の北側にある標高が丁度1000mの山と書いてある。

標高725m地点にある「ハイランド小清水725」に車を置いて2000m程の登山道を1時間程歩いて山頂に到達できるらしい。
超初心者向けの山登りコースのようだ。



標高725mの駐車場から見た景色だけで かなり素晴らしい。

斜里岳も見えるし特異なギザギザは摩周岳に違いない。





屈斜路湖の向こう岸に見える白い岩肌は硫黄山。



少し右を見ると湖岸に少し突き出た和琴半島も確認できた。



(何だ、けっこう良いじゃん) とここでもう満足の私。
ここから1時間も嫌いな山道を歩く必要なんか無いと思い始めた。



説明板によると最初は500mの急こう配と書いてある。
500mも急こう配だよ、無理 無理。
イトーヨーカドーの地下から3階への階段でギブなのに これはイカン。

でもまぁ、せっかくここまで来たのだからと駐車場の横から階段を上がってみた。



5mほど上がった所に「入林届出箱」があった。ここに名前と時間を書くのだろう。



時間を記入して登り始めて3分でギブして、5分後にまた下山時間を書くのは男として あまりにも情けない。
だから、挑戦はやめた。
一応、5mは上がったから これで満足だ。



標高730mからの展望は 素晴らしかった。

太った日干しのミイラ

2015-07-13 21:18:34 | 日記


朝、ジュニアの嫁からメールが入った。
「フナッシー」のことだ。
すっかり忘れていたが、阿寒湖畔を通り過ぎてさらに北、ここから100km先にある山の中の町、津別町のナントカ祭に あの「フナッシー」が来る日だった。

「フナッシー」なんか それ程見たくはないと云う気持ちと これを逃したら見られないかもと云う気持ちが交錯し、カメラ片手に家を飛び出した。



国道240号 通称「まりも国道」を北上。それに連れて車の温度計がどんどん上がって31度。
車内はエアコンで快適なので外の気温は判らないが急に31度なんて信じられない。 ついに壊れたかと思いながら窓を開けて手を出してみたら何とかなり暑い。
今年初めての30度超えだ。



阿寒湖畔を過ぎる頃には34度。「真夏じゃん」
14度だった家を出る時に着ていた上着をあわてて脱いだ。


会場の駐車場に車を置いて無事 嫁達とも遭遇。真夏の山道を係員に誘導されて上がったり下りたり。もしかしたら遠回りさせられているのかもと思う程歩かされて やっと会場入り。





小さな町の住民の数倍の人が集まったようで整理券まで配布する騒ぎ。
熱中症になりそうな高温の中、ステージ上では地元周辺の御当地キャラが前座。

あの ぬいぐるみの中は冗談ではない暑さに違いない。



私の横では ぽっちゃり芸人の「渡辺直美もどき」が大騒ぎだ。
「フナッシーに逢えるなんて 信じられない。奇跡だぁ」と大声で叫び興奮状態。
(中には汗臭いオッサンが入っているのに) と思うのだがそんなこと言ったら踏み潰されそうだ。

やっと舞台袖にフナッシーの陰が見えた途端「いゃぁ~~、フナッシー」とキンキン超音波を発しながらドスコイジャンプ。



もしかしたらフナッシーよりも高く飛んでいるかも知れない。







「うれション」しているのではないかと、そちらが気になってカメラを向けたくなったが、警官や警備員が沢山いるので我慢した。

さすがにフナッシー人気は凄まじく15分のステージトークも盛り上がる。

しかし、フナッシーがステージから消えた途端、会場を去る人の波。



暑さを我慢していたがもう限界に達している北国の住民達。
長い長い山道をフラフラになりながら駐車場まで上がったり下ったり。
車に戻ってエアコンをフル回転で水をガブ飲み。

太った日干しのミイラになることなく無事に帰ることができた。