北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

風が吹いている/いきものがかり

2016-03-21 21:57:31 | 日記
「いきものががり」がデビュー10周年だそうだ。
私のようなオッサンには、全く馴染めない歌手・グループが多い中、唯一私が好きと言えるのが この「いきものががり」だ。

このグループを知ったのは、確か「じょいふる」を偶然聴いたことに始まる。

「じょいふる」・・・・軽快な曲ではあるが、何じゃコレ的な印象だった。

ところが、「ありがとう」「SAKURA」「YELL」「ブルーバード」と聴く機会が増えてくるにつれて、その魅力が少しずつわかってきた。

オリンピック・パラリンピックのテーマソングとして多くの歌手たちが様々な楽曲を出した中、彼らの「風が吹いている」が最も耳に馴染んだ。
年末の紅白でも披露されたので覚えている方はいるだろう。

「頑張れ、戦え、勝て、走れ」と云うのではなく、選手たちが涙し 耐えぬいてきたであろう時の 細やかな心情を描いた歌詞に、
聴いている方も「頑張れ、応援しているぞ」と云うのではなく、優しい気持ちで「大丈夫、勝てるよ」と静かに祈るような気持ちになれる。
こんな見事な曲を作った彼らに さらにハマってしまった。

そして書店の中のCDコーナーで見つけたデビュー10周年記念アルバム
「超いきものばかり〜てんねん記念メンバーズBESTセレクション」

それを目の前にして しばらく悩み 苦しみ 行ったり来たりを繰り返し、オッサンはついに手に取った。

「大丈夫 買えるよ」と優しく励まされているように思えたのだ。

年金生活者の私に そんな気を起こさせるなんて、今 風は間違いなく彼らの方へ吹いているに違いない。

夢と 現 (うつつ) の間で

2016-03-20 21:58:06 | 日記
昨日 昼に爆睡したので、夜が明けるまで ベッドの中で本を読んでいた
5冊図書館から借りていたのだが、残りの1冊半を読み終え、自分で購入した
「蘇我氏とは何か」を読み始めた。

古代史に名を残し、大化の改新で中大兄皇子らに暗殺された蘇我氏のことである。
日本書紀により悪人にされてしまっているが本当はどうなのか。

古(いにしえ)に思いを馳せるのだが、脳が委縮してきているのか簡潔な内容なのに読み進むと前ページのことが記憶から抜ける。
もはやボケの前期症状なのか、心配になって来た頃 睡魔が訪れた。

3時間程眠ったようだが、夢が素晴らしかった。

ストーリーなんか無茶苦茶だが覚えているのは亡母が登場。
懐かしくて嬉しくて倒れた母を抱き留めて介抱し、薬を取ってくると駆け出し建物の中で遭遇した敵のスパイを2名射殺。

外へ出ると 女性が寄ってきて私に抱きつき「無事で良かった」と甘く囁くので普段なら誘惑になんか絶対に負けない堅物の私も
遠慮しないで細身の腰を抱き締め 当然のようにチュッ

これがさぁ、手にも唇にも生の感覚が残っていてね、そりゃもう素晴らしい

夢なら醒めないで欲しい所だが、今ジェームスが故障中だと思った途端 彼女は現実(うつつ) の中に消えた。

昨日は お化けは出るな と書いたが、こんなお化けなら大歓迎だ。
ジェームスが治った頃 また来てほしいなぁ・・・・・

長い夜

2016-03-19 21:57:26 | 日記
今日は雨
雪ではなくて 雨だ

家の周りを覆っていた白い色が どんどん消えていく。

この雨が私を家へ閉じ込めてくれたのは かえって良かったのかも知れない。

昨日病院で使った予防薬の影響で元気が無いからだ。
少し発熱したのか ゾクゾクしたのだが、体温を測ったら微熱程度だった。


朝食後、昼過ぎまで爆睡。

そして昼食後、夕方まで転寝(うたたね)。

その反動で 夕食後の今 目がパッチリ。
このままだと夜は眠られないだろう。

だから もう覚悟してベッドの周りに本を並べた。

よし、徹夜だ。本を沢山読もう。
その気持ちで長い夜を過ごそう。

「お化け」さえ出なければ、夜なんか怖くもなんともない。

久しぶりの春採湖

2016-03-18 22:06:44 | ウォーキング


せっかく流氷の海に「およがないで下さい」と云う看板を見つけ テレビの
「ナニコレ珍百景」に投稿したのに 番組の方が終わってしまった。
自信作だったのに残念。
もし何ケ月後に放送があったら、私のこの写真を思い出して下さいね。





今日はプラス5度くらいなので暖かい。
久しぶりに春採湖を歩いてみようかと思い いつもの駐車場に車を置いて歩き始めた。
夏物のスニーカーは冬靴とは違って歩きやすい。
湖面はまだ凍結していたが、ウォーキング中の人が次々と現れた。



私は写真を撮っているのかウォーキングしているのか中途半端な歩き方だが、
運よく あの珍しい石炭列車に出会うことができた。





未舗装道路が続く南側の道路に踏み込んだが、どうもぬかるんでいてスニーカーでは無理みたいだ。

それで道道113号を春採中に向けて上がってみることにした。
長い坂道だが病人になる前は坂道と意識することなく平気でどんどん上がれた道だ。

それが病み上がりになってしまった今では傾斜の強い坂道に感じてしまう。
私が「ヒーヒー」云っている横をスイスイ追い越して行くオッサン。



私だって病人になる前は息切れなんかしないでスイスイ行けたのだ。
少し悔しいが、仕方がないと自分のペースを守っていたら携帯が鳴った。

何と病院からだ。
「今日は診察予約日ですが・・・・」
「ゲッ、予約日を間違えていました。今病院対岸の春採湖をウォーキング中ですが・・・・・今からでも良いですか?」



「待っていますから、急がずゆっくり来てくださいね」
何と優しい お言葉。
この一言で、今日のジェームス担当は彼女に決まりだ。

感涙にむせびながらユーターンして坂道を下り車に乗り込むと一目散に彼女が待っている病院へ駆けつけた。

無駄な抵抗

2016-03-17 20:32:43 | 日記


朝からルンバがスリスリに一生懸命何かを説明している。
食事をしながら聞いているスリスリの顔は少し迷惑気にも見える。

何かなと思ったら数日前に買った「洗濯機の使い方」。

自分がかなり使えるようになったので、それを娘に説明しているようだ。
新聞を読みながら話の外にいた私にも急に矛先が向けられた

「ウォーキングで汗かいた時に自分で洗濯するのだから・・・」と云うのだが、
「俺、自然派だから、汗 気にしない」と逃げる。
途端にルンバの目は三角になり音量は3段階上がった。

「汗臭い体でウロウロしていると周りの人が不快なの」とわめく。
「男の汗の匂いが好きと云う人だっている」と抵抗する私。
「オッサンの汗は臭いんじゃぁ・・・」と詰め寄るルンバに ついに全面降伏。
素直に聞いているフリをして耳にフタをした。

洗顔していると、「使ったタオルを洗濯するから持ってきて」と満面の笑顔。
今度は強硬姿勢から優しさ溢れる懐柔策へと方向転換したようだ。

洗濯機の前へ強制連行され、「電源を入れると これが点くからね・・・・」と説明が始まる。
「このままだと、どうも濯ぎが不十分なので・・・・」と説明が続くのだが、熱意の無い生徒は先生が怖いので 適当に質問し ただ時間が過ぎるのを待った。




今日は暖かい。川も氷が溶けて普通に流れている。
二日ぶりにウォーキングに出て200m程だがスロージョギングも試してみた。



帰宅して汗を拭きオッサンの汗が沁み込んだ服を脱いで、早速洗濯機へ入れた。

スイッチを入れ洗濯開始。さりげなく近寄ってきて監視体制のルンバは
「お父さん、凄い。もう覚えたの?」と拍手までしておだてる。

今度は褒めて芸を仕込むことにしたようだ。

「バカヤロー、こんなもの簡単だろう・・・・」と云いながら締まりのない顔になって調教されていく私。