北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

春を感じた日

2016-03-16 22:26:55 | 日記
彼岸が近づいたので、寺へ行くことにした。

その前に、供物や仏花を買いにスーパーへ。
走る道はもちろん4日前に開通したばかりの「外環道路」だ。

市街地の北側外縁に沿って作られた新道は、住み慣れた故郷を別の角度から見せてくれるので走っていても本当に楽しい。

スリスリも「違う街を見ているみたいだ」と車窓から見える街並みを興味深そうに見ている。


我が家の寺は米町(よねまち)の外れにある。

今までは納骨堂が本堂の地下にあり、底冷えのする それは寒々とした暗い場所だった。
それが1月に完成した地上の明るい納骨堂に引っ越した途端、寺がマイナーなものではなくなった。
トイレだってウォシュレットだ。

まだ そんなに汚れていない納骨堂を掃除し供物を並べたが、全てが新しい中には不似合な古い仏具が気になって仕方が無い。
新築した家に古い家具が似合わないのと同じ感覚だ。

それで仏具屋へ行って敷物や仏具を買い、寺へ戻って並べ替えた。

これでご先祖様もご機嫌さんになってくれるに違いない。

ここ数日で かなり春めいてきた。
雪はまだ少し残ってはいるものの、気温がプラスになる日が増えた。
靴をクッションの良いスニーカーに替えた。
ジョギングを試してみる日も 近いに違いない。

気持ちが通じない

2016-03-15 20:57:18 | 日記
そう云えば新しい全自動洗濯機のことを書いていなかった。

逞しいオッサンが二人で据え付けをし、取扱説明をするのだが少し壊れ始めているルンバと私の脳には半分も届かない。

それでも嬉しそうなルンバ
取扱説明書を何度も読んでは洗濯機の周りをウロウロ チョロチョロ。



そして試しに少ししかない洗濯物を入れて電源を入れてみた。
(おおっ、水が出た) ・・・・・当たり前だ、洗濯機なのだから。

洗剤を入れておくと、その場所を水が通過して溶かしながら注入されるので泡立った水が流れ込んできた。
透明の上蓋越しに 皆が交代で覗き込み、「おおっ、凄い」の繰り返し。

脱水する時も微妙な回転で洗濯物が絡まないので簡単に取り出せる。



パネル表示も簡単そうで、私にも使えそうだ。
しばらくは我が家の人気を独占するに違いない。



さて、宅急便でルンバの所へ 荷物が届いた。
コソコソと怪しい振る舞いなので、私は気分が悪い。
「何? 何処からなの?」と訊いてもモゴモゴ云うだけ。

「ついにはカレンダーを見ろ」と云う。
カレンダー見たけれど、何も書いていないし・・・・
娘が「ひと月前は何だった?」と云うので2月14日を考えてみた。

(もしかしたらバレンタイン?) ひと月後だから 逆バレンタイン?
だから、ルンバが隠れて贈った男共から何かが送られてくるのだ。
それを笑顔でコソコソしながら開けて喜んでいるのだ。
(けっ、クソ面白くも無い)

だから、買い置きしておいたスルメを探し出して「はい、バレンタイン」と云って渡した。
しかし、せっかくの私の気持ちを「要らない」と云って冷たく突き返すルンバ。




(何だよぅ、「一度は食べていただきたい おいしい あたりめ」なのに・・・)

レギュラー 満タン

2016-03-14 21:38:44 | 日記
帯広まで往復した私の車は翌日燃料を満タンにして さらに労い(ねぎらい)の洗車。

明日からはガソリン代が値上がりするとの情報を得たため、ルンバも買物をした後 自分の車を満タンにしたいと云いだしたので 私は助手席に子猫のようにオスワリした。

ルンバの車は土足禁止なので運転席には座りたくないのだ。
運転席以外は靴箱が置いてあるので、そこに靴を履いたまま足を入れておけば良い。

運転に口を出すと怒られるので助手席に座った私は まるで「ぬいぐるみ」

買物を終えて最後にガソリンスタンドへ寄ることになった。

スタンドに無事到着し「レギュラー満タン現金でね」と恰好良く告げたルンバ。

(おう、なかなかやるじゃんか・・・・) と内心思っていたら 困り顔の店員さんが戻ってきて
「あのぅ・・・・給油口を開けて下さい・・・・」

ギャハハハ・・・・恰好良かったのは一瞬だけだった。

給油口を開けて燃料を入れ始めた店員さん。すぐに不思議そうな顔で給油ノズルの先端をコンコン叩き始めた。
何度か給油口に突っ込んではコンコンを繰り返し、そして諦めた様子。

「あのぅ・・・・少ししか入りませんが・・・・・満タンじゃないでしょうか?」

ゲッ、もしかしたら・・・・前回給油してから走っていないのか?

そして燃料計を確認しないで「レギュラー満タン」と言ったようだ。

小さくなって200余円を払い、いつもより馬鹿丁寧な挨拶をされて我々が乗った車はスタンドからコソコソと逃げ出した。

都会の匂い

2016-03-13 22:24:18 | 日記
できたてホヤホヤの高速道路を走った。

新聞には40台程が開通を待って待機と書いてあったが、実際にはもっともっとたくさんの車が路肩に駐車して開通の16時を待っていたと思う。

そして係員の指示のもと、次々と新品の道路へ入った。

高速道路とは云っても、経費節約のため道東自動車道は大部分が片側一車線。

所々に追い越しできる区間を設けてはいるが、大部分を金魚のフン状態で走らなければならない。

「さぁ、ブッ飛ばして 豚丼だ」と思ったのだが、金魚のフンの中に高速道路だと云うことを認識していない人がいるようで、どんどん前グループとの間隔が離れ、我がグループは一般道並のノロノロ行進。

3台程前の亀さんに「オンドリャー、アクセル踏まんかい」と悪態をついているのは私ぐらいで、皆さんは周りの景色を楽しみながら 穏やかにドライブを楽しんでいる様子。

それでも目指す豚丼店には、いつもより30分は早く到着でき、高速道路の有難味を実感した。

札幌までは一般道で峠越えしていた時は8時間かかっていたのだが、高速を使うと半分の4時間程で行けるらしい。

今日ガソリンスタンドへ行ったら、給油の車が行列。

「高速 走った?」と云う会話がしばらくは街の中で交わされそうだ。

空港ができたときも嬉しかったが、今度は高速道路だ。
街の空気が一日で変わった気がする。

夢の道路

2016-03-12 22:08:48 | 日記
ついに釧路まで道東自動車道が繋がった。

私の家から13キロ程北に「阿寒インター」が完成し今日から供用開始。
このインターから釧路市街までのルートは まだだが、とりあえず釧路はお祭り騒ぎだ。



そのインターが通行開始となる1時間半前に、釧路市街地の北側に釧路外環状道路が開通した。将来的には道東道と接続して高速道の一部となる予定だ。



だから先ずこちらから走ってみようとルンバを誘って開通と同時の大名行列に加わった。



見たことのない方向から見える馴染みの市街地を楽しみ、ユーターンして一往復。



続いて いよいよ阿寒ICへ行き、開通待ちの車列に加わった。



「こんな人口の少ない所に高速道路を通すなんて税金の無駄遣いだ」と思うかも知れないが牛は沢山いるのだ。

だからと言って高速道路を牛がノロノロ歩くわけではない。
牛乳や乳製品・それに魚やカニを高低差があり道幅も狭い一般道で運ぶよりは便利になる。

帯広への国道にはハイデッカーバスやクレーン車が通れない 狭くて古いトンネルが3つある。

通ることのできない大型車は、足寄から阿寒湖を経由して大周りをしていた。

それが50キロ以上も短縮されるのだから、運転手さんも肩の荷が下りることだろう。

新しい道路を泥だらけの車で走るのは失礼に当たるので、昨日家の前で洗車した。

冬場は使うことのなかったホースを物置から出して接続し、水を出したのだが凍っていたのだろうか、先端のノズルが飛んだ。
仕方が無いのでホースを持って洗車をしたのだが、とにかく冷たくてガマンとの戦いだった。

拭き取る前に凍り付いてしまったので、朝日に当てて溶かすことにしてそのまま車庫へ入れた。

今日は そのキレイになった車で開通直後の道を帯広まで走るのだ。
待っていろよぉ~、豚丼。
今日は「タレ 多め」にしてもらおうかなぁ・・・・・