北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

人間も どんどん しおれていく

2017-12-12 21:54:10 | 日記
この冬3回目の雪かきだ。

降った量が少なく見えるのは、多分雨が少し降って雪を圧縮したからだろう。
雪を持ち上げてみると異常に重い。腰にくる重さだ。

そう云えば最近隣のオッチャンを見ていない。雪かきをした気配も無い。

私より何歳か若いと思うのだが、20年ほど前に奥さんを亡くし子供達も独立してからは一人暮らしの様子。時々息子さんらしき人が出入りしているのを見掛ける程度だ。

一ヶ月程前までは、オッチャンがタクシーに乗り込む姿を何度か見掛けたが、多分通院しているのだろうと思っていた。
奥さんは明るい方だったのだが、対照的な旦那とは話した記憶が無い。

姿が見えないと云うことは、もしかしたら入院しているのだろうか?


裏のオッチャンは、庭いじりが好きな方で、半日は庭に出て雑草を抜いていた。
柵越しに何度かオハナシもしたのだが、一度も奥さんを見たことは無い。
もしかしたら、早くに亡くしたのたろうか。
こちらも息子さんは独立したようだ。

この夏、庭の手入れがされていないので不思議に思っていた。

ウォーキングで家の横を通った時 窓から中がチラッと見えたのだが、昼時だと云うのにオッチャンはパジャマ姿のまま半分起こしたベッドの中にいた。

通る度に、同じ姿でベッドにいるのがチラ見できた。時々介護の方や息子さんの車がきているようだが、庭いじりをする元気は無いようだ。

周囲の家で元気なのは、サッチーみたいな向かいの家のオバハンぐらいだ。

どんどん人が萎れて (しおれて) いくように思う。

テレビを観ていたルンバが「大変だ」と叫ぶのが聞こえた。
何かと思ったら棺の90%程は中国製らしいと云うのだ。

そりゃ大変だ。

死んだ時ぐらいは「和」で逝きたいよね。


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★車中泊の旅(前回の続き) 愛知 田縣神社 編

久しぶりに逢ったIクンは 一線を退いた私と違って忙しそうだ。

話のついでに熱海にあった「秘宝館」のことを伝えたら、「そっち系」が好きなら是非寄って行くようにと勧められたのが田縣神社。

そんなに「そっち系」が好きなわけではないが、仕方が無いので行って見た。



境内には、木製、石製のアレが ドンドコドンと並んでいて、オッサンの私でも恥ずかしいのに、女性が嬉しそうにナデナデしたり 記念写真を撮ったりしているのを見て驚いた。







これって 何とか陳列罪には ならないのだろうか?

玉をさすると金運とか安産の御利益があるそうだ。







私も もっと元気になればと思い、デカそうなヤツをナデナデしたかったのだが、もし元気になっても相手がいないことに気が付いて 思い留まった。

ツーと云えばカー

2017-12-11 19:43:05 | 日記
冬靴でのウォーキングは、かなり疲れる。
クッション性が無いし靴が重いのだ。

それでいつものウォーキングシューズを履いて外へ出た。
少し雪が残っているが試しに歩いて見ても そんなに滑らない。

出来るだけ舗装路が出ている部分を選んで歩いたのだが、蒸れないことが自慢のウォーキングシューズは 空気も水も通すようで、浅い水たまりを通っただけで靴下が濡れる程に水が入ってきた。

濡れてしまったものはもう仕方が無いので いつもの交差点からジョギング開始。

デヤーッと1キロ走った辺りで 久しぶりにあの症状が出てきた。

周りに人の姿はないが純白の雪の上に尻を出すことができず、久しぶりの「緊急警報」を携帯から送信した。

出勤前のスリスリが車で拾ってくれて無事に生還。
スリスリがまだ家にいてくれて助かった。

これがルンバだと場所を説明しても理解まで時間がかかるに違いない。

以前ルンバから「迎えに来て」と云われ、場所を訊いたら「セブンイレブン」と答えられたことがある。

昨日だって「王子製紙と日本製紙」を間違えて話を進めるので私の頭の中は混乱したのだ。

そこへ行くとスリスリはシッカリしている。ツーと云えばカーだ。

ただ立ち上がりが遅い。なかなかエンジンがかからないの難だ。

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★車中泊の旅(前回の続き) 中山道木曽路 岐阜・犬山城 編

中津川で久しぶりにホテル泊した。
溜まっていた洗濯物も全部洗ってスッキリできた。

妻籠宿、馬籠宿を通ったので、中山道から離れることにして、先ず目指したのは国宝犬山城だ。



久しぶりのホテル泊で熟睡できなかったからか体調が良くない。
それ程高い城では無いのに天守閣まで上がっただけで息切れがした。









ベンチに座って岐阜に住んでいる同級生のIクンに「近くまで来たけれど寄らないで行くからね」と断りの電話を入れたら「今すぐ行くから待っていろ」と云ってスッ飛んできた。

実はIクンはクラスでトップの秀才で、卒業時の研究発表では全てを彼に任せて私は名前を連ねただけなので 軽い負い目がある。

末っ子の「やんちゃ坊主」的性格なので そんな細かいことは気にしていないとは思うが、その「やんちゃ坊主」は、どんどん出世して大学の教授となった。



それがデヤーッと飛んできてくれて30分程再会を喜び合った。
「一週間後に大学を退官する」と云うので無理強いして記念に「教授」の肩書が入った名刺を貰った。

生徒がお別れ会を開いてくれて、「女生徒に泣かれちゃったよ」なんて云うのでマジかと思ったが、私と違いスマートで背も高いし頭の出来も良いのだから、まぁ、それもあり得るかと素直な心で自慢話を聞いた。

考えてみたら、今までの人生で私を笑った人はいるけれど泣いてくれた人はいないなぁ・・・・・

多分 私が亡くなったとしても、泣いてくれる人なんて居ないのだろうなぁ。

もしもオネエになったなら

2017-12-09 22:19:39 | 日記
今朝は朝食もとらずに外へ出たのはリサイクルゴミを出す日だからだ。

昨夜から降った雪が積もっていて、着替えるのも面倒なので 朝食抜きでそのまま雪かきを始めた。この冬 二回目の雪かきだ。

就寝前に「雪かきを頑張る」と言っていたスリスリは 未だ布団の中だ。

一人で黙々と雪を運んでいたのだが、朝食休憩を挟み途中参加のスリスリと1時間半程頑張った。

大体終わったので、残りはスリスリに任せて久しぶりに冬道をウォーキングに出た。

前を歩く人が踏み固めた後を歩くのだが、時々雪の下に氷が隠れていることがあり、ツルッと滑って股が裂けそうになる。



股が縦に裂けたら エライことだ。

もしかしたら、この先 オネエとして生きて行かなければならないかも知れないからだ。



殿方の横に座る時、オネエとして生きるには ぴったりと膝を揃えた方が良いのだろうか。それとも少し崩した方が喜ばれるのだろうか。

この辺りの仕草が難しそうだ。
私なら・・・・・ピッタリと膝を揃えた方が好みかなぁ・・・・・


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★車中泊の旅(前回の続き) 中山道木曽路 妻籠・馬篭宿 編

妻籠・馬籠宿は、景観保存に取り組んだ結果が功を奏し中山道の宿場町としての風景がそのまま色濃く残っている。

二つの宿場は、隣あっていて旧街道を約10キロ歩くことで昔の旅人気分を味わえるらしい。

最初は私も10キロを歩こうかと思ったこともあったのだが、戻ることを考えて歩くのを諦めた。

先ず着いたのは妻籠宿。



奈良井宿よりも宿場町としての保存状態は良さそうだ。



観光客も そこそこで土産物店をゆっくり見て周った。








馬籠宿は木曽路の最南端に位置する宿場町で何故か坂道の両側に宿が並んでいた。何故 平地に町を作らなかったのかが不思議だ。



恵那山を望む宿場からの眺望は素晴らしく、観光客で賑わっていたのだが、一度宿場の端まで下りると戻るのがまた大変で、すっかり汗をかいたので今夜は久しぶりにホテルに泊まろうかな。





私の声は届かない

2017-12-06 21:41:55 | 日記
今日も風が強く寒そうなのでウォーキングはオヤスミだ。

黒柳徹子の自伝ドラマ「トットちゃん」を見逃すことなく楽しんだ。
ドラマの中で有名な脚本家向田邦子が飛行機事故で亡くなっていたことを知って驚いた。

次は私の体重が増えた原因である池波正太郎原作の「剣客商売」だ。

食通でも知られる池波は、食べ物を それは美味しそうに描くのだ。
本を読んでいると腹が空いてきて夜の台所を徘徊した結果、今の私のポッチャリ体型が出来上がってしまったと云っても過言ではない。

今日も主人公の老剣客 秋山小兵衛が自分の息子よりも若い奥さんの作った料理に舌鼓を打つ場面があった。

愛しい旦那を喜ばそうと一生懸命手料理を作り、夜も頑張ってもらおうと卵を二ケ奮発する小林綾子演ずる奥さんが なかなか良い。

それを観ながら、「良い奥さんだなぁ・・・・・。偉い奥さんだ」と一生懸命褒め讃える私の声がルンバには届いているのか、いないのか・・・・・

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★車中泊の旅(前回の続き) 中山道木曽路 寝覚ノ床 編

中山道の難所、鳥居峠は標高が高く昔は山賊が出没したり国境争いも絶えなかった場所で紛争で数百人が命を落として埋葬されたと聞く。
その難所を今はトンネルが突き抜けている。



道の駅を伝いながら車を走らせていると「御嶽山」への標識を見つけた。
「♪木曽の御嶽山はぁナンジャラホイ」の唄で知られる御嶽山だ。



寄り道をしようと走っていたら冬タイヤでなければスカイラインを上がれないようなので、残念ながら断念した。

「寝覚ノ床」は、あの浦島太郎が玉手箱を開け目覚めた場所と伝えられている。

入口で臨川寺拝観料として200円を払うのだが、臨川寺なんて興味が無いので どんどん石段を下りて鉄道線路の下をくぐり遊歩道を辿って行くと大きな絵を描いている方がいた。



どうやら ここが絶景ポイントのようだ。



絵を描いている方に自然の河原を見るのに200円取られたとブツブツ云っていたら、別の道から来たら無料だと教えられて損した気分になった。



その道は、私が入った入口のすぐ近く、ねざめ亭横にある「木曽路美術館」への階段を下り美術館へは入らずに どんどん階段を下れば良いだけのこと。



失敗したなぁ・・・・・200円。

何かを考えているのだろうか

2017-12-05 22:03:52 | 日記
夜半から今日昼にかけて10センチ程の雪が積もった。

テレビの画面には、強風 大雪 波浪 高潮 雷 濃霧 なだれ 着雪 など もうこれ以上無い位に注意報が並んだ。

昼に放送される「トットちゃん」を観なければならないので、まだ雪が降っている中 外へ出ることにした。

着替えている段階で 雪かきにはウルサイ アノ人が色々注文を付ける。雪かきなんか自由にさせてくれれば良いのに 拘りが多いので その分指導も多い。

それを聞いたフリだけして とにかく雪と格闘を始めたのだが・・・・・重い。

軽いサラサラ雪ではなくて水分の多いネットリした雪だった。

途中 一時間程の休憩を挟み、仕事が休みのスリスリも加わって二人で頑張ったのだが、どうもスリスリの方が馬力はあるし手際が良いみたいだ。

雪かき用にと靴下をプレゼントしたテルテルは仕事が休みなのに顔を見せなかった。

すっかりバテて横になりながら「トットちゃん」と「剣客商売」を観た。

夕方、ルンバがテレビを食い入る様に見ているので何だろうと横目で見たら「死後離婚」のコーナーだった。

もしかしたら、何かヨカラヌことを考えているのだろうか・・・・・(―_―)!!

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★車中泊の旅(前回の続き) 中山道木曽路 奈良井宿 編

中山道は、数年前に軽井沢の辺りを少し車で走ったことはあるが、山深い木曽路を通るのは初めてだ。
途中少し道に迷ったが、洗馬で何とか無事に国道19号に乗り、後は一本道を南下するだけだ。

中山道の宿場町の内、昔の面影を残していると云われる最初の町は、奈良井宿だ。







駐車場に車を置き、旧街道沿いの宿場町へ入るには 風情のある木曽の大橋を渡らなければならない。



この橋を撮ろうとしてファインダーを覗きながら後退していたら、段差に足を引っ掛けて思いっきり仰向けに倒れ後頭部を打った。





一眼カメラは私の頭の上を飛び後ろに転がった。

私もカメラも何とか無事だったが、もしかしたら奈良井宿で私の生涯が終わっていたかも知れない程の衝撃だった。