タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

うちはうち

2023-01-23 08:39:55 | 携帯から投稿
    

昨夜からの雨はこの時間上がっているようですが、裏山を歩きたくなるような天気ではありません。この後は気温が下がってくる予報。暑いのが苦手とは言いながら、でも、大汗をかきながら山を歩く季節の到来が待たれます。
頭の中には色々な山予定がありますが、雨模様の日には行く気がしません。これもまた加齢現象なのでしょうか。

    


各家庭が「うちはうちです」という言葉を持つことも必要だと思っている。子供が「みんなが持っているから」と言って物をねだることがよくあるが、小さい時から他人が持っていても自分が持っていないことに慣らす訓練をしておいた方がいい。(中略)

うちのやり方が正しいというのではないが、どこの家にも家庭の事情と趣味がある。しつけ方というのはそれぞれの家庭にあって、偏っていても押し通していい。それには、親が、いささかの勇気を持たなくてはいけない。世間がどうであろうと、「うち流」を通し、子どもに嫌われようが、毅然として取るべき態度を取る。子供が悪いことをすれば、「いけません」とはっきりと叱る。  曾野綾子


    

自転車に乗った子供が事故死したという報道がありました。その報道に接して思い出したことです。

うちの子が小さい頃、補助輪付きの自転車が流行っていました。みんなが持っているから買ってくれ、と何度も言われましたが、私たちは頑として子供の言うことを聞きませんでした。「うちはうちです」と何度言ったことか。

色々なことが考えられない段階で自転車を与えることは危ないと考えていたのです。もし、車にぶつかったら、「この状況では大人なら死亡事故だが、あなたは子どもだから軽傷事故にしてあげる」と神様は言ってくれない、法的な責任は状況によるでしょうが、車に非があっても死傷するのはわが子なのです。

それを考えるのが親の責任だと考えていたので、子供のこの要求には1ミリも譲歩しませんでした。タカ長たちの子育て時代の懐かしい思い出です。

    

子供二人育てたくらいでは偉そうなことは言えませんが、今にして思えばあの頃は楽しかったです。本当に、マジ子供と真剣勝負していました。
タカ長の真剣勝負と言えば、あの頃の子どもとの真剣勝負と、冬の伯耆大山での登山くらいしかありませんから、、、、、、、。


コメント (2)
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