高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

隠れた名店 にのみ屋

2011年08月08日 06時04分35秒 | 出張

広島の常連さんに案内していただくお店は、一般の観光客が行くようなお店は一つも無い。派手な宣伝は一切せず、地元の人が、こよなく愛している「当たり前の事を、当たり前に提供する良心的なお店」だけである。
「安くて、旨い店ですけんの~」と、

先日の「春来」に続いて、連れて行って頂いたお店は、胡通りのABプラザビル3Fにある「おばんざい にのみ屋」
この胡通りは、飲み屋街の真っ只中にあり、周りにはクラブやバーなどの、ネオン煌びやかに輝く地域である。
ビルの3階と云うと、「こんな所に食事の店があるの?」と思ってしまうが、エレベーターを降り、静かな廊下をぬけ扉を開けると、まったく違った空間が広がっていた。

威勢の良い若い ママさんが、大きな声と満面の笑みで「いらっしゃい~」と、迎えてくれた。

この日、ご馳走になったのは、最初に「モツ煮込み」、丁寧に時間を掛けて煮込まれている。こういったサイドメミューが手を掛けて作られて居る店は、間違いない。

本日のメイン料理は、「手作りハンバーグ」

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熱々のハンバーグの上に半熟玉子、その上にお手製のデミグラスソース、サニレタスにミニトマト。
別に特別変わったメミューではない。
しかし、食べてみると、驚くほど作りこまれた料理であることが判る。
懐かしい味が広がってくるのだ。
お店の看板どおり、「おばんざいのお店」なのだ。普段食べているお惣菜のお店なのだ。
ここでも、「当たり前の事を、あたり前に提供しているだけ」。

84_032実に明るく元気の良い素敵なママです。
料理を作ることに、無常の喜びを感じている、この人の天職なのだろうと感じさせる。
「人は自分の好きなことをしている時に輝く」そんなオーラが出ているのだ。
 
食べ物屋にしては、びっくりするほど飲み物も充実している。
後ろの棚にずらりと並んだ焼酎、魔王・兼八・佐藤・・・・、ピカピカに磨きこまれたビアサーバー。

カウンター席とテーブルが三つ、満席でも全ての料理を、このママさん一人で、実に嬉々としてこなしていく。もう一人、アシスタントの女性の笑顔も素敵だ。此処で手伝っている人たちは、従業員では無く、ママの人柄に触れて、自発的に接客の勉強を兼ねて、手伝っているのだ。
完成されたサービスではない、しかし、自発的に働いている人間の表情はそれ以上の物があるのだ。

8月後半に、広島三越で「日本の職人展」が開催されるが、嶋倉さん、藤岡さん、このお店もお勧めですぞ!

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コメント (3)
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