催事二日目、流ちょうな英語で会話する、母娘のお客様。
可愛い娘さんは、日本語は話せません、お母様は日本人ですが、やり取りは、すべて英語です。
デンマークから里帰りをしているそうです。
そのお客様が私の所で、滑らない箸を購入して下さったときに、
「天丼食べてきました!」という、
「ははぁ~、外国から日本に帰ってきて、天ぷらが懐かしくて、食べたんだなぁ」と、思って聞いていたら、違いました!
私のブログを見ているお客様で、私が日本橋に来ると必ず行っている「金子半之助の天丼」を、食べに行ったそうだ!
「わぁおぅ、私のブログの記事を見て行ってくれたのですか!」と、びっくりです。
遂に、世界的に影響を与えるように為ったのか!
今年も、やはり行って来ました。
このボリュームで840円とは、考えられないコストパフォーマンスです。
私は、ただ食い意地が張って、ここに行くのでは無く、「なぜ、この店はこんなに流行っているのだろう?」と、経営分析をするために行っています。
1、中途半端な特徴ではだめだ、徹底的に他を圧倒する特徴作りを、差別化を図る。
実は、この丼、二重底になっており、見た目ほど量は入っていない。
しかし、初めて見る者に強烈な印象を与えている。
「天丼の金子半之助」のブランド化を徹底しているのだ。
2、素材への拘り、見た目だけでなく、材料を吟味し、細かいところまで計算されつくしている。天ぷらの材料しかり、付け合わせの漬物しかり、テーブルに置いてあるお茶一つにも、他店との差別化を図っている。
3、狭い店内で、いつも満員の印象を付けている。
4、シンプルだが、品のある店舗。
5、いつも、店外に行列が出来ように工夫されている。
おそらく、厨房に入れば、もっともっと、ノウハウが隠されているのに違いない・・・・
このノウハウを解明するために、食べに来ているのだ。
まだまだ、奥がありそうなので、もう少し通ってみようと思う!(笑)
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!
ワンクリックありがとうございました。