年末に、堤藍の制作工程の途中をブログにアップしていましたが、29日に無事、漆を塗り終わり出来上がりました。
落ち着いた良い仕上がりになりました。
お茶道具を入れる籠ですが、このタイプが一番、手間と神経を使います。
普段ですと、バッグを作るときと同じように、底から編み上げて立ち上がっていくのですが、このタイプは、底面と側面と蓋が別々になります。
側面を筒状に編み上げ、上下に縁を付けるのですが、上も下も微妙な動きがあるので、仮止めに仮止めを繰り返し、位置を決めて行きます。
蓋と底籠を合わせるのに、「合わせ竹」を取り付けるのですが、何処に取りつけの籐が来るのか?考えながら全体の籐の位置を割り出して行きます。
竹同士では、くっ付かないので、籐で結ぶ事になるのだが、その籐の結び目が、合わせ竹に当たらない様に・・・・・・・
底板は、上下に網代を張り付けて、最後に取り付けます。染色する場合は、本体と底板を別々に染め上げ、組み立ては、漆を塗り終わった最後になるなど、手順が違ってきます。
特に、染色する時や、漆の室に入れている時に、微妙に、曲げが変化してくるので、気を使います。
底板を抑える、「抑え竹」を内部に取り付け、最後に銘を入れて出来上がり。
2011年最後の締めくくりの作品でした。
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