名古屋松坂屋での「職人展」も5日が過ぎ、もう終盤である。今回も沢山のお客様、友人、恩師、親戚など、名古屋ならではの賑わいであった。
そんな中、1月の「大九州物産展」の時に、オーダーを頂いたバッグをまだお客様が取りに来られない。何となく、気になっているので、「忘れているのだろうか?」「体調が悪くて出れないのだろうか?」などなどと想像するのだが、一応、「後二日で会期が終ってしまいますが如何致しましょうか?」という気持ちでお電話した。
常連さんでしたら、大体、どんな感じか判るのですが、この方は、初めてのお客様で住所氏名は控えてありますが、顔が思い出せない。
お電話をしてみると、「一昨日行ったのだが、私が他のお客様に接客しており、販売員の人に葉書だけ渡して帰って来た」と仰る。結局、会期中に、もう一度松坂屋に行く事は出来ないので、キャンセルになってしまった。内心は「私に一言、声を掛けて下されば!」と思ったのだが、相手の立場になって考えてみると、「せっかく、松坂屋まで行ったのに、業者は他のお客と話してて、私に全然気付いてくれない、葉書を見れば誰だか判るはずなのに!」とがっかりしてお帰りになったと思う。
「もう少し、細かく気配り、目配りできていたなら、今回の行き違いも無く、お客様にも喜んで頂けたのに」と反省点しきりである。
「すみませんでした。」
私は、人を覚えるのが苦手だから、余計です。
友達の名前さえ、時々忘れる。
痴呆かな?
でも、子供の時からだ。
努力せにゃあかんのでしょうが、人間にはどこか欠点はあると言うことで…(^^;)