現在、田辺さんは、竹工芸の世界から、コンテンポラリーアートの世界へと、間口を広げている。
この様な、大きなオブジェを作ったり、
漆の作家とコラボレーションしたり、新しいチャレンジをし続けている。
代々、伝わる家風を守りながら、新しい作品を創り出す・・・・・
こんな大きな作品を作るかと思えば、リビングで見せて頂いたのは、小さな小さな作品、どの作品にも、物語があり、背景の深さが味わいとなって表れています。
これは、漆作家若宮さんとコラボした煙草入れ。
「登竜門」と名付けられている。
勢いのある鯉が激しい川を上り上がり、竜に昇華するという中国の古事をテーマにしている。
煙草入れの上にある根付が「龍」になっている。何とも洒落心がある作品ですな!
作業場の中も、実に美しく整理整頓されている。
作業場全体に、ピ~ンと張りつめた様な緊迫感が漂っている。
田辺さんの工房を訪ねて、物凄い刺激を頂きました。
最後に、彼が言っていた、「歴史に残るような作品が作りたい。」
この言葉が、田辺小竹の生きざまその物でした。
ありがとうございました。
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