高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

名前倒れ

2006年04月01日 19時39分19秒 | もんく

名前倒れ今回は二泊三日の出張だ。大分から東京までの往復の航空券と宿泊付のパックのチケットを買う。このパック料金は航空券を早割りで買うよりも安くチケットが買えるのでよく利用している。今回はなるべく交通の便の良いところでという条件でホテルを探した結果、品川の「プリンスホテル」を選んだ。駅前で名前も通っている。しかし、ホテルに着いてがっかり、まず、フロントでインターネットを使いたいと申し出たら、モデムを貸すのに1890円掛かるといわれた。いまどき、インターネットは無料でほとんどのホテルは貸してくれるのだが、これはアホ臭いので断った。次に部屋について、めちゃくちゃ狭い、特にお風呂は三角形の小さなユニットバス、とても湯船に入ることは出来ない、わびしい気持ちになる。部屋に湯沸かしポットも無く、各フロアーに一台ずつ付いた給湯器まで陶器の瓶を持って取りに行かなくてはならない。「ホテルの中にコンビニが出来ました」とポスターがあったので行って見た。ここでもびっくり、ビールから、ジュース、果てはカップヌードルまで普通のコンビニの5割増し、あきれてしまった。高度経済成長時代に作られたホテルの感覚をいまだに引きずった、経済効率だけを見た経営。  私はよく出張の宿泊に「東横イン」を利用する。先日、お客様施設の問題で世間を騒がせていたが、宿泊する側からすると、部屋の広さ、お風呂の広さ、きれいさ、インターネット無料、朝ごはん無料(おにぎり、味噌汁、コーヒーをセルフサービスで)、自動販売機のビールやジュースの値段、フロントの対応、宿泊料金とどれをとっても勝っている。「プリンスホテル」も名前と立地条件に埋もれて、サービスに手を抜いていると本当に明日は先が無いですぞ。

竹工房オンセ

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