ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

教え子

2011年02月14日 23時04分00秒 | ノンジャンル
今日はびっくり。
廊下であった、学生さん風。あれ?と思った。
教え子に似てる。しかも同じ名前の名札。

フルネームで確かめると、やはり、前々任校の教え子だった。
なんと185cmの長身。上から見下ろされての会話。

4年4組で、ヨッシーストーリーという学級通信を出していた。
一番思い出深いのは、4の4で二匹のハムスターを飼っていたこと。
とっても寒い日に一匹が仮死状態になり、子どもたちが
「先生、シルバーが死にそう」と言って、職員室に持ってきたこと。

「残念やけど、もう死んでるで。」といったのですが、子どもはひきません。
「先生、ぼくたち、自習しているから動物病院に連れて行って。」
というので、皆が納得できるように、飼育ケースに入れて、動物病院に行きました。
教頭先生に、「病院にいかせてください。」とお願いしました。
教頭先生も、「死んでるで」と言いました。
でも、皆納得しないんですといって、お願いしました。

そのシルバーというハムスターは、死んでなかったのです。
病院で、仮死状態から見事、生還しました。
ドライヤーであたため、電子レンジのような温める機械に入れ、
出てきたときには、歩いていました。

私自身がびっくりでした。てっきり死んでいると思い、それを納得させるために、病院に連れて行ったのです。点滴をしてもらい、連れて帰るときには、飼育ケースから
出てきそうな勢いでした。

皆が大喜びしたのは、言うまでもありません。
今でも道徳の自作教材にしようかと思うほどの出来事でした。
みんなで、動物病院の先生に寄せ書きを書いたり、
お世話を必死でしたのも、いい思い出です。
でも、そのシルバーは、数日後、壊死した指先がポロリとおちてしまいました。
足も手も、いわゆる指先がなくなってしまったのです。
歩くのも不自由でした。回し車も回せませんでした。

学級じまいで、最後にそのシルバーをぜひ、引き取らせて下さいと申し出てくれたのは、
支援学級に入っていたKちゃんのお母さんでした。

話が長くなりましたが、そのクラスの在籍児童だったS君。
学生さんとして、サポーターに来てくれたのでした。
思わぬ再会でした。
しかも、私の友人の息子さんと同級生とか。
世間は狭いです。
今度は、私のクラスに入ってもらおうっと。
積もる話をしながら。
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