金曜日から、月、水と三日間家庭訪問です。二日目を終えました。あと6軒ほどです。
「先生が行くときには、できるだけおうちにいてね。そして、一番大事なたからものをみせてね。」と言ってました。
おもしろいです。
まずは、ゲゲゲの喜太郎の妖怪の本、そして、お手伝いをしてお駄賃をためて買ったという隕石、亡くなったおじいちゃんとの最後の思い出の写真、半分こわれかけたDS、
イラストを書きためたというらくがき帳、おうちで飼っているハムスターなど。
その子その子の興味関心がわかっておもしろいです。これからの話の種にもなります。
ゲゲゲの喜太郎が好きだという子は、おとなしい子なのですが、私も水木しげるロードにいって、水木しげる記念館にいったよという話で盛り上がり、(今のマンガはわからないのですが、ゲゲゲの喜太郎なら私もわかるのでうれしくて)水木しげるロードの消印を見せてあげるね(喜太郎シリーズの風景印があるのです。興味のある方は、ホームページ「はっしゃんLAND」の風景印小型印のページをごらんください。・・・なんて一人もいないか)というと、とても喜んでいました。次の日の連絡帳に、「先生も水木しげるロードに行ったのがうれしくておばあちゃんに早速電話で報告していました」とお母さんが書いてくださっていました。
家庭訪問は大好きです。ついついおしゃべりがはずんでしまい、時間が遅れそうになるので、気をつけていますが。昨日の最後のおうちは、もう夕飯を食べていました。
カレーのにおいがぷんぷんしていました。でも、お父さんもいらっしゃって、ゆっくりと話ができてよかったです。
途中で学校にもどり、同僚に借りた自転車のかぎを返しに行っておいてよかったです。
同僚が帰れなくて迷惑をかけるところでした。
クラスの人数が少ないので、ゆっくりとお話できるのが嬉しいです。(でも、変な時間に一時間ほど空き時間ができたり、時間つぶししなければならなかったりもするんですよね。)
先日、某新聞社の取材を受けました。家庭訪問についての取材でした。熱く語ったにも関わらず、結局向こう側の意図がはじめからあって、それにそった部分だけが記事になっていました。がっかりでした。まあ、年齢は出ましたが、名前がでなかったので、よかったです。何だか家庭訪問をないがしろにしているような記事だったので。
あるお母さんとは、「私とおうちの方とは、信頼できる関係でありたいの。だから、いいことも悪いこともまるごと話せるのが、一番いいと思うので、私からたびたび電話があっても、(またかかってきた~)なんて思わないでね。立場はちがうけど、この子の成長を願う気持ちは同じ。私にとっても大事なクラスの子どもなんです。そこは、わかっていてね。」と話しました。うまくお母さんとの関係が作れたら、子どもとは、うまくいくんです。いろいろあっても、うまくいきそうな予感がします。