家族と義父母、母とで近場に一泊で旅行に行った。
おふろに入り、あがろうとしたとき、入ってきた人と目があった。なんと元同僚のT先生だった。びっくりした。
私は、もうあがろうとしていたのだけれど、もう一度入って、しゃべろうということになり、ゆっくりお湯につかり、話をしていた。久しぶりで楽しかった。食事の時間もあったので、しばらく話したあと、私はあがっていった。
着替えてからだんだんとしんどくなってしまった。おふろでのぼせたのだ。何しろ二倍の時間つかっていたから。最初は顔が真っ赤で、いかにものぼせたという感じだったのに、しんどくなってきて洗面所の前にすわりこんだときには、顔色がすっかり土色になっていた。自分でもこれはいけないと思った。近くにいる人に頼んで娘を呼んできてもらおうか、それとも何とかがんばって部屋に帰ろうか、それともおふろの中にいるT先生を呼ぼうかと思案していたときに、T先生がタイミングよくあがってきた。
T先生が次から次へと冷たいタオルをとっかえひっかえして、顔や首周りや背中を冷やし、ようやく気分が回復してきた。よかった。
一時はどうなることかと思った。
家族には心配するので、言わなかったけれど、部屋に何とかもどったときには、もう食事の時間で、みんなからブーイングだった。髪をかわかすからといって、さらに遅刻していったが、すっかり回復して、晩ご飯もおいしく食べたのでした。よかった。