すこやかコンサート

終わっちゃいました。この半年の取り組みが。
今日は朝から溜息をついています。





コンサートスタッフとして、今日は体育館の会場設営に始まり、シートをひき、パイプ椅子を並べ、飾り付けその他、たくさんの仕事をしました。
お昼前にユズリン到着。リハの様子を見ていました。
短時間に立ち位置を確認しながら、音を確認していく・・・本番は見事でした。
短時間のリハとは思えないくらいの見事な舞台。大阪スタッフの応援があったからできたんだろうな。練習をしていない自分が舞台に立てないのは当然だけれど、ちょっと残念だったような。


でも、スタッフとして、会場の皆さんの様子を見ながら、参加できるというのはいい。
おととしの美原公民館での講習会を思い出した。
特に今回は、知り合いや元同僚、教え子たちが来ていたので、私からチケットを買ってくれた仲間のところを移動しながら（体育館のよさかな）いっしょに手つなぎをしたり、肩を組んだり。うれしかった。

お客さんのほとんどがユズリンを知らないというのがおもしろい。それでも、1時間半ですっかりユズリンワールドに。開演からコンサート開始までに、CDコーナーのサイン会は、がらがらだったのに、終わった後は長蛇の列。すごいですね。さすがユズリンです。

おじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいたので、「森のフクロウ」を舞台に子どもたちをあげて、歌ったのはよかった。うまく構成しているなあと思った。魔法のおまじない～森のフクロウ～少年少女冒険隊　と、子どもたちがいても、スムーズに面白く話を交えながら、流れていた。

途中、未就学児が体育館を走り回るのに閉口した。何度も「すわってね。」と注意したけれど、親が知らんぷりなので困るなあ。ユズリンもしっとりと「先生」や「生命うたいましょう」を歌っていたときなので、やりにくかったろうなあ。
私の元同僚が、子どもがわずか一歳半なのに、ちゃんと聞かせていたので、走り回っていた子の親にお願いしたい気持ちだった。どうして、ほったらかしなのか。

最後の一曲は、「夢があれば」だった。昨年度クラスがしんどくて、教員をやめようかと思っていた友人の背中を見ながら聞いていた。「やめなくてよかった」と。
友人も涙を拭きながら聞いていた。

楽しいコンサートでした。ただ、片づけをしていたとき、喪服姿の親の姿を見て、複雑でした。会場の高校の生徒が、事件で亡くなっていたので、複雑でした。