ハードな一週間

やっと休みになった。月曜日が始業式で、一週間まるまるというのは、大変疲れる。お隣の新任さんもさぞ、疲れたことだろう。
５日しかなかったのに、その間に始業式、離任式、対面式とあり、それも児童会が関係するので、本当にばたばたした。そして、遠足の下見。
大きな会議が二つ。荷物の片づけ。
今週は、まともに夕食を作っていない。お弁当を買ったり、夫にまかせたり、出前をとったり。

毎年のことながら、新学期はエネルギーをそそがなければならない大事な時期。でも、やっぱりしんどいなあ・・・。

そんな中で、子どもたちの笑顔はすくいになる。Ｒくんとの会話。
「先生、ボクの好きな子おしえたろうか。Ｓちゃん。」
「へえ～。どうして好きなの？」
「だって、かわいいやん。手紙書いたの。見せたろか。」
「うん。うん。見せて。」
見てみると、Ｓちゃんの顔を描いてあって、友達でいてねって書いている。
「うわあ。ラブレター？」

不登校気味で、お休みだったＲくんの家に家庭訪問にいったときの会話です。Ｒくんは、家庭の事情で不登校気味になっています。何とかクラスの仲間と一緒に過ごせる時間を多くしてあげたいと思っています。学校にきたときのＲくんって本当にかわいいんですよ。

この土日、少しでも仕事の遅れを回復して、来週はもう少し落ち着いて過ごせるといいな。

アンコール

待ちに待った音楽の授業。
今日は、いろいろなリズム遊びや、手遊び、そして「友達っていいな」
「空が空であること」を歌った。
「空が空であること」を歌うと、子どもたちは、とってもノリノリで、始業式に初めて聞いてもらってからまだ４日というのに、もうすっかり歌えるのです。びっくりしました。ことあるごとにＣＤをかけているから、耳で覚えたのですね。すごいです。
しかもこの歌に対する愛着は、すごいものです。今日は、空くんを出して、一緒に歌っていたら、なんと終わったとたん、「もう一回歌おう」と子どもたちから声が出て、そのうちに「アンコール！！アンコール！！」と手拍子が・・・・・。もう驚いたのなんのって、とっても感激でした。嬉しかったです。
「空くん」は、とても人気ものです。毎時間休み時間さわっている子達がいて、今日ふと見ると、耳のところがやぶれていました。４日でやぶれてしまいました。・・・・修理です。でもうれしいことです。

始業式

いよいよ始まった。今年は３年生の担任です。
音楽を教えたかったので、３年生というのはうれしいです。
何しろ高学年が多かったので、かわいいかわいいなんだかちょっとたよりない子どもたちです。
でも、二年前の入学式で腹話術をしたとき、とっても気に入ってくれて、カアタンのことをとても慕ってくれた子達です。

教室では生まれたてのほやほやの空くんがデビューしました。
「昨日がお誕生日です。生まれたばっかりなのに９才です。」というと受けていた。「アンタ成長はやいね。」というと「明日おじいさんになる。」というとまたうけていた。
休み時間は、空くんをさわって遊んでいた。中にはもう、手足をこんがらがったようにさせる子がでてきました。ボクシングのようにしている子もいました。

さあ、新しいクラスの子どもたちと一年の始まりです。
あ、そうそう、１年生の子が「このあいだ、カークンしてくれた先生だよね。この間は、ありがとう。」ととっても礼儀正しくお礼を言ってくれました。とてもうれしかったです。
明日は、カアタンもつれていこうかなあ。

疲れた

土曜日・・・一日人形作り。職場の花見の会があったが、パス。職場の催しに出ないのは、万年幹事としては、苦渋の選択。人形作りも慣れたもの。思い切って個性的なキャラにしたいのだけれど、一年間教室に置くことを考えると　オーソドックスに。
日曜日・・・人形のしあげ。写真をとって、学級通信やそのほかいろいろなプリントに空くんをのせる。いろいろな書類や、明日の始業式にむけての準備で、へろへろ。
３時過ぎから学校へ。印刷やら荷物の片づけをする。
初めが勝負。去年のお隣の先生も来ていた。やはり、学級開きにエネルギーを注ぐことの大切さをわかっている。
８時ごろ家に帰り着き、そこから、残りの学級事務と児童会の提案プリント作り。ただいま３時半。
ひえ～寝る時間がない。３時間くらいしかないけれど、今から熟睡！！

入学式

いいお天気のもと　入学式でした。桜が満開で、いい一日でした。学級補助の仕事。いつも教室の前にいると「先生が担任ですか。」と言われる。ちがうんですけれどね。受付をして、子どもたちをトイレにつれていったり、並ばせたり、入場のお手伝いをしたりした。

担任の先生からの要請があって、腹話術をさせてもらうことになった。
あまり準備できていなかったけれど、一昨年の台本を使ってすることにした。一昨年、カアタンに対する反応がとてもよかったので、今年もカアタンですることにした。
２クラスの反応がとってもちがっておもしろかった。１クラス目は、それまでの堅い緊張した雰囲気が和らぎ、子どもたちの笑い声もおこって、役目を果たせたかなと思った。２クラス目は、つっこみがとっても多くて、
ネタがスムーズにすすまない。でも、みんな身を乗り出すようにして見てくれた。とにかく元気でした。
終わってから、「カアタン楽しかった」と言ってくれる子や、「もう一度カアタン呼んできて。もう一つだけ、聞きたいことがあるの。」と言ってくれる子がいて、とっても嬉しい気持ちになりました。腹話術っていいですね。
廊下にいたおばあちゃんからもほめてもらいました。写真もとってくれましたよ。