ハンガー ゲーム を 読みました。

こちらではすでに　ハンガーゲームは　DVDになっていて、少し前に見たんですが。
実は私、あの、ハンガーゲームの主役の女優が嫌いなんです。彼女の以前のオスカー候補になった（？）映画とかも見たことがあるんですが、そのときも映画じたいは　まあ、興味深くみたんですけど、彼女は、好きになれなかったんですね。なので、名前もおぼえていない。。。
そのせいか、ハンガーゲームは　すごい話題になっていたにもかかわらず、映画館には足を運ばなかったんです。

で、DVDで、借りてみたわけなんですが、やっぱり、好きじゃなくて、結局、途中でリタイヤ。夫はしっかり最後まで見てました。感想は”まあまあ、でも、全然殺しのシーンとか　なくて、子供むけだな”　でした。

小説ではどうなのかなあと、アマゾンジャパンで、日本語訳を取り寄せて読んで見ました。
面白かったです。これ。
小説では１人称なのです。なので、主人公が困惑しながらも、必死で生き抜いていこうとする姿が良く出ています。ハンガーゲームは　常に　第三者（キャピタルの視聴者たち）の　目を気にしないといけません。
彼女はその　ことを常に意識しています。スポンサーの気に入る筋書きに沿うために、ピータとの　愛をつらぬく女の子を演じています。でも、心の底には常に　故郷のゲイルの　目も意識しています。

このお話は　暗い未来社会の残酷なゲームを　舞台にしていますが、その中で生き抜いていく少女の精神的成長を描いているのですね。彼女は結局　キャピタルの人々を出し抜いてピータとともに生き残ることが出来なのですが、その後の展開はどうなっていくのか。。。？と　大きな疑問で終わってしまいました。
つまり、２巻、３巻を　読まなくては　ならないということですね。

本を読んだら面白かったので、もう１度映画をきちんと見てみようかなあ。とは　思いました。