自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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12/30~1/4 坂本龍馬を操っていた男

2007-01-05 08:11:32 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

12/30 祖母の家へ 福島へ車で移動、約3時間。

12/31 父の兄も祖母の家に到着。夜は飲む。

1/1  「元旦は、朝から飲むのが普通」ということをはじめて知る。TVで明治維新のシナリオを描いていたのはグラバーという男だ、という面白い番組を見る。彼は、坂本龍馬へ活動資金や薩長同盟という案を出していたそうだ。グラバーは、貿易商で長崎を拠点していた。

当時、日本人が海外へ出るという行為は厳しく禁止されていた。ばれたら国外追放だ。しかし、この時期に海外を見て、肌で感じた人たちが後の政府の要人になっているのは面白い。

しかもフリーメーソンが集まるロッジというキーワードまで出てきた。日本人では鳩山一郎、西周助(西洋哲学を訳して日本に紹介した人)らがメンバーだったとのこと。グラバーは、この日本のロッジにも関係していたそうだ。

また、龍馬は上海に渡っている記録などもあるが、6ヶ月ほど何をしていたのかまったく不明な時期があるそうだ。

それからご存知の通り、坂本龍馬は土佐を脱藩しており、龍馬を暗殺したのは、土佐の人間だと言われているが、どうもそのへん、近江屋で何が起こったのかもなぞが多い。

日本では、司馬遼太郎氏らの小説の影響で、龍馬が好きな人が多いが、イメージが先行している部分もある(自分もたまに司馬史観を読む)。

バックに強力な外国人がいて、言葉は悪いがその人の掌で操られていたという仮説は面白い。

ちなみに加治将一という作家の考え方がこの番組の柱になっている。

1/2 『ソフィーの世界』を読む。哲学の全体象を把握するのに最適な一冊。確か、海外の小学校だか中学校だかのテキストとして読まれている。日本の中学では倫理や社会でつまみ食いするに留まっている。これでは物の見方・考え方に差がついてしまうのは当たり前のように思う。自分はたまたま24歳のときに本屋で100円で購入した(安っ!)。それをこの日に読んでみた(遅っ!!)。

『夢をかなえる勉強法』を読む。勉強するときは、本の目次をコピーして、全体像(森)を把握しながら自分がどのへんを学んでいるのか意識し(木)、理解していく。つまり、目次のコピーは本の内容を学ぶ上での地図の役割を果たす。

勉強とは自分のミッションを探すこと。例えば資格試験、大学受験合格は目的そのものではない。

わかったというのは、なんとなくでも全体像がイメージできるようになること。

全体象(章タイトル)と、各項目、重要概念・気づきをえたキーワードには、3色マーカーで線を引く。これをコピーした目次を見ながらやる。またコピーした目次は、しおりとして本にはさんでおくと、すぐ全体象をみることができるのでいい。

⇒これは、速読の方法そのものだ。

1/3 ばあちゃんが苦労していたという話をきく。夫婦で美容師をやっていたが火事で焼け、一からやり直し、ものすごく苦労した。

1/4 帰還。