自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

『アカボシ』『風立ちぬ』

2013-08-15 16:47:47 | 映画

アカボシ

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監督吉野竜平

朴璐美、亜蓮他。

旦那が失踪、残された妻と小学生の男の子。男の子は沈んだ母に気を使う。宥めたり、敢えて学校の出来事を面白そうに伝えたり。母は絶望を感じていた時にある宗教に誘われる。

そこから展開。

監督の意図として子供は大人が一般論を振りかざす時によく言われる子供は純粋とか健気とかそんなんではないと言い切る。大人の気を引くために時には兄弟をだしに使ったり悪さまでするのもまた子供であると。

リリシュシュとか、誰も知らないとかちょっと辛い話です。

『風立ちぬ』8月14日、銀座スカラ座にて鑑賞 風立ちぬ

「風立ちぬ。いざ生きめやも。」

主人公の会社の上司、黒川邸で急きょ4人(黒川夫妻と主人公と病弱な奈緒子)で上げた結の儀式で涙が出た。一人父親に黙って主人公に会いたいがために病気を患いながら山を越えて、ただ一人で上京をする。主人公は黒川邸内の別宅にて間借りの身。それでも彼女と過ごしたい気持ちを抑えられなかった。

少年のころから空にあこがれ、飛行にあこがれた主人公。学生の時に震災の際に出会った少女にやがて再開し、恋をする。また、彼は設計士を志す。友人の本城(声優=西島秀俊)とともに。主人公は随所に夢の中でイタリアの一流飛行機設計技士に教授を受ける。

主人公の前に立ちふさがるは広く、深く、遠い落ちない、速い、無理難題を抱える戦闘機の製作。しかし、同時にこの課題により、彼の人生に道筋が出来上がる。