・21巻 引用
阿字野(一野瀬海のピアノの人生の師匠)と海のもう一人の師匠との会話
・余分なことが頭にあると。。。
容量がいっぱいだと新しいことも入れられませんからね。
カイの記憶力はとにかくすごいんですよ。
うん知っている。
でも、カイがもっとすごいのは、1つ言えば、そこから10を学ぶことです。
たとえば・・・・
わからないことは自分で移動できる限りアチコチの図書館にいって調べまくる。
本を読み漁っては頭の中にコピーして
自分のテリトリーに書き写す(カイは自分の住む家のあちこちにメモをしていた)
それを何度もやるんです。そして考えて考えて自分なりの答えをだす。最初は本当に驚かされることばかりでした。
私はこの6年、カイの質問攻めに応えられるように、多分生涯で一番勉強しました。
はは、でもカイは実は楽な子です。""""学ぶのに受け身ではないから""""
21巻最高に楽しい巻です。親友だった雨宮がファイナルに進めず、絶望にたったところにカイと鉢合わせ、勢いで雨宮はカイに傷つけることを言う。そこからさらにカイは絶望して。
でも雨宮は新しい自分のピアノを見つけたことで、ライバルと敵対心をもっていたカイに対し、実は自分が間違っていたことに気付く。カイは阿字野との別れが迫っていることに愕然としてやっていけるか不安にかられてファイナルにどうすすめばよいか心の整理がつかないまま練習室にこもっていたところ、微かに隣から自分の伴奏と合わせて引いている者にきづく。それはなんと雨宮だった。ファイナルのために手伝うよと、僕が悪かったと謝りながら二人は号泣する。