皆さん、ドローンというと、宅急便の荷物を運ぶなどのイメージが浮かぶと思います。
確かに、電池の寿命、モーターの出力制限、ペイロードなどから,以下の記事からもわかるように、運べる重量は、現状では30~40kgのようです。
例えば、物流ドローンを手がけているSKYDRIVEは、30kgの荷物の積載が可能になっており、往復1kmの運搬が可能になっています。
また先日販売されたDJI FlyCart 30は最大積載量30kg、最大航続距離16kmです。また緊急時にシングルバッテリーで運用する場合の最大積載量は40kg、航続距離は最大8kmとなっています。
ドローンの具体的利用シーンとして、各ドローン会社は災害時の土砂崩れなどの際に、崩れた部分を飛び越えれるような利用方法をよく提案しているようです。その際、現状の一台のドローンのペイロードでは、車などを土砂崩れ部分を飛んで乗り越えて運ぶような用途には使えないです。
そこで私のアイデアは、数台のドローンを使ってペイロードを数倍にして車などの1000kgを超えるような重量物を運ぶといういうアイデアです。
絵で示したものでは、10台のドローンの例を示していますが、ドローン1つのペイロードが50kgなら500kg、ドローンの数を30台とすれば、50kgのペイロードだと1500kgの物まで運べるということになります。
数10台のドローンを制御するのは、現在のドローンショーで100台を超えるドローンでいろいろな3次元形状を表現している技術レベルを考えれば、少しも難しいものではないと思います。
このようなアイデアは、もうすでにどこかの会社で特許を出していたり、実用化に向けて開発しているかもしれませんが、大企業に特許化される前にアイデアを公知のものにして、皆が自由に使えるものにしたいので、紹介しておきます。
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