硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

アン・サリーに逢いたくて。

2014-12-07 22:35:25 | 日記
ずいぶん前の朝刊の広告欄に掲載されていたライブの告知に死ぬまでにあっておきたい人の名前を見つけた。

ボーカリストのアン・サリーさんである。タワーレコードのジャズのコーナーで見つけた「Brand-New Orleans」が、彼女との出会いである。(今でも聴いている大好きなアルバムである。)

それ以来、いつかはライブで聴きたいなと思いながら数年の月日が流れ、ライブの告知を観た時「ここで行っておかなければもう会えないかもしれない」と、思い、その日のうちに最寄りのコンビニでチケットを購入。そして今日に至った。

座席はk席で、後ろから2列目であったけれど、小さいホールだったので音楽を聴くには十分。

内容は素晴らしいの一言で、あえて例えるなら、月明かりに照らされた静かな海原に身を委ねている感じといえよう。

ギタリストの笹子さんによる各曲のアレンジがとても素敵で、アンさんが歌った、僕も好きな「Danny・boy」には思わず涙。

畠山美由紀さんとのデュオで謳った「noel」では胸に迫る思いであった。

素晴らしいライブをありがとう。残りのツアー、体調を崩さず歌いきってくださいね。