朝日さんの財務省への抗議をテレビで観る。目を閉じてお話を聞いていると、会見のタイミングについての質問に対して、事前に計画されていたものではなく、辞任が予想より早かったので、慌てて話を合わせた感じがした。
おそらく「何か」を逃がしたくなかったのだろうと思う。
でも、現場とそれを取り上げるメディアだけがヒートしているだけで、情報を受信する僕たちとの温度差は広がるばかりであると思う。
事務次官さんも、この事案が外に漏らすことが出来ない事だと分かっているなら、最悪の状況を考え、食事の誘いなど断り、欲望を制御すべきだった。
女性記者さんも、リスクを考えたうえで録音という手段を取ったのだと思うけれど、後味の悪い記憶として残り続けるのではないだろうか。
そして、二人とも使われている感が否めないのです。
ヌスパウムさんは言います。
「人間の肉体的、感覚的本性、情念、性欲などすべては人間を危険と変化の世界に強く結びつける」「これらの傾向を助長する事は、無秩序と狂気の危険に自己をさらすことにほかならない」
おそらく「何か」を逃がしたくなかったのだろうと思う。
でも、現場とそれを取り上げるメディアだけがヒートしているだけで、情報を受信する僕たちとの温度差は広がるばかりであると思う。
事務次官さんも、この事案が外に漏らすことが出来ない事だと分かっているなら、最悪の状況を考え、食事の誘いなど断り、欲望を制御すべきだった。
女性記者さんも、リスクを考えたうえで録音という手段を取ったのだと思うけれど、後味の悪い記憶として残り続けるのではないだろうか。
そして、二人とも使われている感が否めないのです。
ヌスパウムさんは言います。
「人間の肉体的、感覚的本性、情念、性欲などすべては人間を危険と変化の世界に強く結びつける」「これらの傾向を助長する事は、無秩序と狂気の危険に自己をさらすことにほかならない」