和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

外国のお客さん。

2016-10-15 01:30:00 | 仕事風景
秋たけなわの好季節となってきました

大江山周辺の行楽のお客さんも多くなり、

10月に入り、紙漉き体験の予約が目白押しです。


先日は、午前と午後に一組ずつ紙漉き体験の団体さんアリ。

午前中のお客さんをお見送りしている所へ、午後からのお客さんがみえ、お昼も食べず、

そのまま午後の部へ突入!という、忙しい一日を過ごしました。




この日の午前中のお客さんは、外国のお客さん。

主人は、紙漉き体験の時、慣れた手つきと身振り手振りで、外国のお客さんにも上手に指導し、喜ばせてあげています。

なのに私は…

体験のあと、うちの工房で紙を見たり購入されたりする外国のお客さん相手にシドロモドロです(*_*)

『ハウマッチ?』

と商品の値段を聞かれ、

電卓に打ち込んだ数字を見てもらって、わかってもらう…

そんな感じです。

先日、売り物ではない、見本に展示してある品物を『ハウマッチ?』と聞かれました。

背の高いワイルドな感じの男の外国人さんです。


アセった私は、カタコトの英語ならぬ、

カタコトの日本語で、こう言いました。

『コレハ、ウリモノデハアリマセーン。ヨカッタラ、ドウゾ、サシアゲマース。プリーズ!』と。

すると…!!

『アナタ、イイヒト!サンキュー!』と、

な、なんと!私の腕を取り、手の甲にチュウをして下さるではあーりませんか。

腕をつかまれ、腰が引けてた私。
゚(゚´ω`゚)゚。

あとから、この様子を身振り手振りで娘に話したら、

『おばタン、その腰の引け方、江頭みたい!』と、爆笑されてしまいました。


はぁ?、江頭って…

外国人の方を接客する術を、
私も、もう少し身につけんとあきませんねぇ(´°ω°)チーン