和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

介護とストレス。

2018-05-18 01:45:00 | みゆきの日記
GWに入る少し前に、実家の母が老人介護施設に入所しました。

今年に入り、母に徘徊らしき症状が出始めてからは、私も、24時間、心も身体も休まる時がなかったので、

入所出来て、ちょっとホッとです。


でも反面、もう母が自分の家に帰る事はないのか…と思うと、それはそれでちょっと寂しく、複雑な思いがしています。


親の介護が始まったのは、ちょうど4年前でした。

うちの実家の場合、父と母が同時に具合が悪くなったので本当に大変でした
...( = =) トオイ目…

仲の良い夫婦でもなかったのに、それまで元気だった父と母が、なぜか突然、 同時に悪くなり、

悪い連鎖で、二人してどんどん、どんどん悪くなっていきました。

自己中で何も怖いものなどなかった父が、どんどん気弱になり、

しっかり者で、いつも私の心の支えだった母が、トンチンカンな事を言うようになり、母が母でなくなっていく姿を、

私には、なかなか受け入れる事が出来ませんでした。

仕事を終えてからの、実家や病院への往復。

真夜中に車を走らせた事や、

朝まで父や母の横で仮眠を取って、朝早く帰ってきてそのまま仕事に就いた事も度々ありました。

実家からの帰り、急いでいた私は交通事故にも遭い、

もうちょっとタイミングがズレていたら、電柱に激突し、親より先に死んでいたかもしれない…という怖い事もありました
((((;゜Д゜)))コワー


親が元気だった頃、肥満以外、何も問題のなかった私のカラダは、

この4年の間に、介護の負担や心配で、

血圧が上がり、

先日の突発性難聴もメニエール病も、原因はストレスと言われ、問題だらけのカラダになってしまいました。


今や、私の一日の服薬量は、お年寄り並みの多さです。



施設に入って1ヶ月経った母に、最近ようやく笑顔が見られるようになりました。

『ここの人はみんな優しいし、ここは家より良いところやわー』

と。


この言葉を聞いて、私もひと安心です。


施設に居ても、母が家族との繋がりを感じながら穏やかな余生が送れると良いなと思います。

24時間の心配事から開放された私は、自分のカラダのメンテから…

まずは、規則正しい生活とダイエットですかね。