和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

この一週間

2022-03-14 13:48:39 | みゆきの日記
ブログの更新 停滞中です…

執筆意欲(?)が湧きません…(←お前は作家かっ!!)

この一週間、色んなことがありなかなか気持ちが追いつきませんでした。


先週の日曜日、
今年度 最後の楮蒸し(かごむし)をしました。




蒸しの当日は、雨に雪の混じる寒い一日でしたが、

翌日からは春の陽気が続き、楮の皮は順調に乾いていってくれています。


あと一日も干せば、完全に乾き、倉庫の中に片付けれます。

そうなれば今年度の稲木干しの作業は完了です。


楮蒸しの前夜、
夫婦でお通夜に参列してきました…

高校の同級生Tちゃんの旦那さんが亡くなってしまったんです。

Tちゃんは、
私より早くに結婚し、私より何年も早く大江町にお嫁に来ている友達です。

そして、うちの娘と、Tちゃんの第三子の息子さんも同級生。

私たちの住む、この過疎の村の校区では、娘の同級生はたった5人。

保育園入園から小学校卒業まで、ひとクラスがずっと5人だったので、

お互いの家族構成から家庭の事情まで知り得る仲になり、

娘もTちゃんの息子さんも、そして親も、共に成長してきました。

Tちゃんの旦那さん、
参観日でもとても明るく元気なお父さんでした…

本当にショックです。

何も力になれなかった自分にも悲しくなります……

この世の中で起きるすべての事に意味はある…と言うけど、
まだ50代のTちゃんの旦那さんの亡くなったことに意味なんてあるんかな…って思ってしまいます…




楮蒸しの翌日、
コロナワクチンの3回目の予約が入っていたので、主人と二人、かかりつけ医にて接種してきました。

ファイザーのワクチンではありましたが、3回目は特に副反応がキツイ…と聞いていたのでちょっと心配していました。

が!!
かかりつけ医から帰ったらすごくいい天気で、

稲木から楮を全部下ろし、夜まで掛かって手返し(束の上下をくくり直し)の作業。

翌日もいい天気で、

二基の稲木いっぱいに楮を干して、入れて、と一日肉体労働でした

副反応を感じている暇も無かったんですよね〰️〰️

動きを止められたら死んでしまう、こんなマグロの夫婦には、副反応も寄ってこないみたいです。

お陰で助かりました🤣

まだまだここに書きたいことはいっぱいありますが、

少しずつ更新しています。

Tちゃんの旦那さん…
天国では大好きなお酒をいっぱい飲んで、
大好きなお風呂に何回も入って、
ゆっくり休んで下さいね…