和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

主人がとうとう…







春ですね~
仕事をしていると、ウグイスの鳴き声が聴こえてきます。


最近、お越し下さる方々に、

『奥さんは紙を漉かれないんですか?』

と、よく聞かれます。

『他の作業が有るので、私は漉いてないんですよ』

そう答えるのですが、ほとんどの方が

『そうですか…漉かれないんですか…』

とおっしゃり、残念そうなお顔をされます。

主人が漉いた紙を毎日乾燥させ、

楮の皮のキズを取り、叩いて、解かして、主人が毎日安心して紙漉きが出来るよう、誇りを持って作業にあたっているつもりなのですが、

おもてに見えない作業は、人の目や心には映らないんだろうな…と思ってしまいます。

そんな中、

この1週間で、主人が2回もダウンしてしまいました。

↓見苦しい写真スミマセン😰


全身の凝りや疲れと、
胃腸もだいぶん弱っているようでした。

この忙しい冬場を、休みもなく乗り越えてきたので、少し暖かくなりホッと疲れが出たのだと思います。

娘も紙漉きを勉強し始めました。
が、まだまだです。

主人がダウンし、紙漉きがストップし、やっぱり私も紙を漉けた方がいいのかな…と今ちょっと複雑な思いでいます。


コメント一覧

tangowashi-yome
@nantokanarura 良子さ~~ん!
『職人を生かすも殺すも支える人があってこそ…』
良子さんの言葉に泣けました~~😭
影の黒幕…いやいや、影の立役者になれるよう、これからも自信を持って主人を支え続けます!

主人の具合が悪くなり、心配性バロメーターがマックス、ほんと疲れました…
良子さん、
マッサージに来て下さる…って?
嬉しい!!
マッサージは無くていいから逢いに来て欲し~~


良子さんも抱えられているものがいっぱい…

心を少しでも軽くして頑張って下さいね。
tangowashi-yome
たいぴろさんへ

ありがとうございます。
そうですよね!
たいぴろさんちのお仕事も一緒ですよね!
下仕事をどれだけ丁寧にするかで、籠や和紙の出来ばえは変わってくるんですのにね…

主人、凝りが全身に来てしまいました。
半日休んで、少しラクになったから…と調子に乗って、楮の川晒しまでしたら、その日の夜は一晩じゅう、吐いてお腹下して…と大変でした💦今回はホント重症でした。
還暦を過ぎたら、無理したらダメですね…
これを機に仕事のやり方ちょっと考えます…😰

季節の変わり目、たいぴろさんのご一家も、お身体ムリされずお過ごし下さいね!

あっ!たいぴろさん、舅姑さんのお世話、良くしておられてホント頭が下がります。
Unknown
良子

マッサージ、
御用命下されば参上いたします。
父は気難しい職人でした。
でも、一人では何も出来ない人でした。
子ども心に、私は、一番偉いのは、
お母ちゃんだと思っていました
職人を生かすも殺すも
支える人が、あってこそです。
娘さん、頼もしいね。
たいぴろ
旦那様大変ですね。筋肉痛が全身に来てしまいましたか?お大事になさってください。
わかります。私もよく「奥さんは竹籠は編まないの?」って聞かれます。編むためには竹を割らないといけないし面取りをしないといけないし・・工程はいくつもあるんだけど、その下仕事は一般の方からは評価してもらえないですよね。目に見える事だけが職人技じゃないよって言いたい・・。
今義父が籠を編んでますが、結局は力のいる作業は息子や私がやってるんです。でも皆んなは父1人で作ってると思ってます。そんなものですかねー伝統文化?の世界は。
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