和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

漢字半紙!!

2013-03-28 19:33:00 | インポート
昨日は息子の引っ越しで一日仕事をお休みしましたので、今日は ちと頑張らせて頂きました


煮た原料を二時間叩いて柔らかくし


ドロドロに溶かして漉きます。




漉けた紙を一枚一枚めくって、干し板に張り付け天日乾燥


ようやく漢字半紙が漉き上がりました

あとは、選別をして良い紙とキズのある紙に分け、半紙のサイズに裁断し袋詰めすれば出来上がりです。

漢字半紙をご注文頂いております皆さん、大変長らくお待たせしており申し訳ありません。

もうまもなく出来上がりますので、今しばらくお待ちください




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2 コメント

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Unknown ()
2013-03-28 22:06:57
うわ~こんな大きな機械を使うんですね??
聞くところによると、そのどろどろの前の段階まで出来上がったものを
東南アジアとかから輸入してる所が多いんでしょう?
ここまで手が掛かってるんだから、強くて粘りのある紙が出来るんでしょうね。。。。。納得。

出来が良くて、難ありが出なかったら仰ってくださいね~
私のところに少しストックがありますから、それをお渡ししておきます{グッド}

ワクワク( *´艸`)
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Unknown (みゆき)
2013-03-29 18:45:50
暦先生
春に楮の木が芽を出してから、冬に刈り取り、皮を剥いで乾燥させてしまうまでには、かなりの時間と労力がかかります。
春には畑に肥料を入れ、夏には炎天下 草刈りをし消毒もしなくてはなりません…
楮の木や皮、もちろん紙になってからも、何度私達の手をかけることかわかりません。

この時間と労力をすべて紙の値段に転嫁すれば、一枚の紙はかなり高い値段になると思います。
値段を下げようと思えば、必然的に途中の工程をカットするしかないのでしょうねー。

うちの和紙をなめてみてください。
私の汗と涙でしょっぱいはずです(苦笑)
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