某放送局さんの取材撮影が
この週末 3日間かけてありました
今回の撮影は、
うちの文化財修復用の和紙を、長年 お使い頂き、お世話になっている表具師さんから依頼のあったもので、
来年のお正月に放送される番組の為のものでした。
紙漉き場の中には、カメラ用のレールまで敷かれ、
今まで見たこともない撮影風景に、
小心者の私は、またまた緊張しまくりの3日間でした
撮影の事は、さておき…
実は私、この3日間のうちで、ハッとして気づいた事があります
いや、そんなたいした事ではないんですけどね(;^_^A
撮影の合間の出来事です。
照明さんが、その辺りにあった脚のグラついた丸イスの上にあがり、高い所の作業をされていたんです。
危ないなぁ…と思った私は、
「脚立を取ってきましょうか?」と言いました。
照明さん「これで大丈夫ですよ。お母さん…」
「そうですか?大丈夫ですか?」と私。
ええっ?でも、ちょっと待って…
お母さんって…?
わ、私のこと?Σ(゚д゚;)
……そりゃ、そうですよね。
もう46歳のオバチャンですもん。
息子より歳の少し大きいくらいの照明のお兄さんからしたら、そりゃ、私はお母さんですよね。
うーん、
なんなんでしょ?
一般の家と違って、仕事場と家庭が一緒でしょ。
義父も義母も職人、
主人も職人…
あとからお嫁に来た私は、必然的に一番下っぱ…
弟子のようなもんですから、いくら年月を経たって弟子が師匠を追い越すようなことはないんです。
職人の世界って、そんなもんなんです
それプラス、ビミョーな嫁姑の上下関係もあったりして、
今現在も、自分のなかでは23年前にお嫁に来た時の
若嫁の意識のままなんです(;^_^A
アハハ…
「何言ってんの?みゆきさん、立派なオバサンのくせして…」
って言われそうですよね(´゚艸゚)∴ブッ
はい、立派なオバサンで、お母さんに間違えありません
意識をあらためます。
ブログの説明のところにも、
「…奮闘する若嫁のブログ」と書いてましたので、
「…奮闘する嫁のブログ…」
と訂正いたしました(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン
若嫁から脱皮し、
これからは、オバチャンの貫禄あふれる人格形成を目指して、
日々精進していきたいと思います。