こんばんは、卯月です。
病み上がりなんだから早く寝ればいいのに、まだパソコンの前にいます。
Bさんという、以前親しくしていた友達(仲間というべきか)に、4年ぶりぐらいにメールを送ってみました。
彼女とは、依存症の自助グループで知り合いました。もう何年になるか、多分十数年経っているんじゃないかなあ。
ずっと、その自助グループの会報だけでのつながりでした。それが、夫が亡くなったとき、お手紙をくれて、そこからメールのやり取りが始まりました。
お互い母子家庭で、子どもの歳も近かったこともあり、多い日は一日10通を超えるメールを送り合いました。会ったこともないのに、毎日のように、ひたすらメールで話していました。
4年前、二人で京都で会いました。会ったのはそれが初めてでした。一緒にコンサートに行って、観光をしました。
うれしくて、はしゃぎました。楽しい旅行だった。
それなのに、京都から帰って急に、まるで憑き物が落ちたように、お互いにぱったり連絡をしなくなってしまったのです。
お互いがイメージと違っててちょっと、というのではなく(少なくとも私はそうは思わなかった)、きっと濃密な時間を持ったことで、ある意味、気が済んだというか、満たされたのだったと思います。
それ以来、年賀状の何行かのやり取りだけになっていました。
今年も年賀状が届き、元気なのかな、と見ると、「大腸がんの切除をした」とあり、ビックリ。
それで、思い切ってメールを送ってみたのです。私のことなんて忘れてるかもしれない、と一抹の不安を抱えつつ。
すぐに返信が来ました。
まったく変わらずに接してくれる彼女がいました。
前の彼氏と別れちゃったらしく、「彼氏募集中」と書いてありました。
元気そうでした。
早期発見で、ラッキーだったとのことで、仕事にも変わらず行っているようでした。
旅行好きなところも変わってなくて、「明日から石垣島」と書いてありました。
よかった。
なんだか、うまく言えないんだけど、大声で泣きたいような衝動にかられました。
これまで、街で彼女の大好きなピンクハウス(私も彼女の影響で一時期はまった)を見るたび、懐かしく切なく、もう彼女には会えないのかなあと泣きそうな気持ちになっていたのです。
元気でいてくれた。変わらずにいてくれた。
「これからまた、連絡を取り合おうね」と言ってくれた。
こわれちゃった宝物を、直してもらったような気持ちになりました。
私は、今までたくさん友達を失くしてきています。自分のわがままさゆえに、身勝手さゆえに。
彼女とも、もう関係はこわれてしまったのかなと思っていました。
大切な人と、また続けてゆける。
私がうれしいときに一緒に喜び、悲しいときに泣いてくれる、大事な仲間と、また関係を築いていける。
すごくうれしかったです。
長々とごめんなさい。
泣きたい気持ちを、誰かに聞いてほしくて、ここに来ました。
読んでくださってありがとう。
おやすみなさい。
みなさんも、私にとってかけがえのない一人です。ありがとう。