今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

蓋が閉まらない。

2012-10-12 21:34:26 | タラの日記

合宿から帰って、3週間後〆切のレポート(合宿のレポート)を翌日に書き上げて、今日のクラスの前に事務局に提出したら、「もう?」「早い!」とびっくりされてしまった。

去年は合宿ですべてを出し切って使い切って、ひたすら脱力・放心状態で帰ってきて寝込んだ。
今年は脱力する間もなく(いや、時間はあるのだが)、なんだかテンションがおかしい。落ち着きがない、というか。上がった状態で帰ってきて、下がらないというか。

今日、スクールに行く前、いつも寄るカフェで一人ランチしたのだけど、いつも居心地のいいお気に入りのカフェが妙にざわついて感じられて、ゴハンを味わうこともできず、いつものように食後のコーヒーでのんびりすることもできず、食べ終わったらダッシュで逃げるようにスクールに行ってしまった。おかげで、クラスの始まる45分も前に着いちゃって。それでレポートまで出してるんだからびっくりもされるわな。

クラスでも、やっぱりおかしかった気がする。開いたまま閉じないような感じ。
終わる頃に泣きだしてしまい、5時に終わるところ、仲間のみんなに付き合ってもらって教室に6時までいて、その後、事務局にしばらくいさせてもらってようやく帰った。

まだピリピリしているのが自分でもわかる。

クラスで「友達」という話が出たとき、ふと、亡くなったR子さんのことが思い出されて、涙が止まらなくなってしまった。
私をずっと慕っててくれたR子さん。
私は彼女の好意に、きちんと向き合えていただろうか。こたえてあげられたのだろうか。
わからなくなる。
彼女の寂しさを、私は多分、汲み取れなかった。
もう誰にも、そんな思いをさせたくない。
私も、もう二度とあんな思いはしたくない。

彼女のことも、おそらく夫のことも、この先ずっと、長い長い時間をかけて、少しずつ少しずつ噛み砕いて、ときには吐き出して、もう一度噛んで、そうしてのみこんでいくしかないのだろう。
死ぬまでに消化できないかもしれないけれど、一生、もぐもぐしていくよ。
にがくてもからくてもしょっぱくても、ずうっと、もぐもぐしていくよ。
今日、あらためてそう決めた。

にがいばかりではない。そんなふうに、彼女、彼のことを、思い出せたら。いつか。