今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

感慨。

2014-03-10 23:54:09 | タラの日記
長くて濃い一日が、終わろうとしている。

今日は、カウンセリングスクールで、一年の締めくくりの個人面談があった。
無事、今年度のクラスを修了することができた。
提出した逐語録の自己検討は、みんなのお手本になるぐらい完璧な出来です、と、先生に言っていただいた。
レポートもとてもよく書けている、と。
一年ですごく成長しましたね、と褒めていただけて、でも、褒められベタな私は、嬉しいというより戸惑ってしまった。
せっかく褒めていただいたのに、それを噛み締め味わうことができないなんて、もったいないね。本当、損な性格。

今年度の担任の先生は、もう20年前からお世話になっている、私のカウンセラーさんだった。
担任になるこの1年間は、カウンセリングはしない約束で、個人的なやりとりはしなかった。
でも今日の面談は、一対一だったので、私はクラスの教え子でありながら、ちょっとクライエントの自分が混じってしまって。
先生が、「こうしてあなたが私のクラスを修了すると思うと、感無量です」と、目を潤ませて言ってくださったので、私も思わず涙ぐんでしまった。

心配かけ続けた、この20年。
先生が褒めてくださったように私がもし優等生なのだとしたら、その私を作ってくださったのは、先生なのだ。
先生とのカウンセリングが、私を支え育ててくれた。
この先、もし私が夢を叶えカウンセラーになれたとしたら、私のするカウンセリングの中に、先生とのやりとりの数々が生きると思っている。そうありたい。

面談の後、みんなでお別れ会をした。
二次会でヒカリエに行って、夜8時半まで、ゴハン食べながら話して、まだまだ話し足りない感じで、別れを惜しんだ。

このクラスが終わってしまう、という実感が、今一つ湧かなかったのだけど、今、こうして一人になってみると、じんわり寂しくなってくる。
この一年、忘れない。
キツくて苦しくて、でも楽しくて充実していた、みんなで励まし合い支え合った一年間。

4月から、最終学年に進むことにした。
カウンセリングの学習も、4年目に入る。
遠い旅の道のりの、まだほんの入り口なのだけど、それでも、よく頑張ったと、自分に言ってやりたい。
そしてこれからも、少しずつ歩いて行こう。