育児中の母親らが情報交換 京都・大山崎に集いの場

2017-08-19 11:36:10 | 賞 prize
 京都府大山崎町大山崎鏡田地区に、子育て中の母親らが育児について情報交換する集いの場「ちびオレンジ」が発足した。同地区は昔ながらの家に混じって新築戸建ても次々と完成し、育児世代が増えている。今月までに3回開催。回を重ねるごとに参加者は増え、地域の重要な交流拠点になっている。

 鏡田地区住民の交流の場となっている「オレンジの会」の傘下として立ち上がった。同会連絡係の林さつきさん(47)は「若いお母さんたちに、子ども会へ加入する前の段階で友達作りをしてほしいと思った」と、ちびオレンジ設立の狙いを説明する。

 ちびオレンジは月に1回、土曜日の午前中に鏡田集会所で開催している。6月にあった1回目は育児を終えた世代の住民を交え、子ども用品を買いに行く店、サービスが充実した保育園や幼稚園などの話題で盛り上がった。

 先月は看護師の先輩ママを招いて子どもの発育について学び、今月は集会所近くの民家で水遊びを行った。最初の参加者は数組だったが、2回目には10組ほどに増え、今後も多くの親子に来場を呼び掛けていく。

 鏡田地区は子育て世代が流入している半面、交流は盛んでなかったという。ちびオレンジの連絡係をしている鍵田聡子さん(31)は「ちびオレンジに来て初めて互いに名前を知ったという人が多い。地域に顔見知りが増えることで災害時などの不安解消にもつながる」と期待している。

【 2017年08月14日 10時56分 】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿