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小畑川左岸のブロックを積んだ護岸の中段付近で、最大幅約50センチ、延長27メートルにわたって亀裂が入っているのを、府職員が発見した。29日から30日未明に発生したとみられ、上流の観測局の総雨量は、28日午後1時から30日午後2時までで190ミリに上り、雨による増水で河床の浸食が進み、護岸の基礎部分が沈んだ影響で亀裂が入ったという。
府乙訓土木事務所は、川の水位が低下するのを待って今週中に土のうを積むなど応急処置を行うが、本格的な復旧工事は秋になるという。周辺道路の通行に影響は出ていないものの、堤防が市道を兼ねていることから、市が注意を促す看板などを設置している。
同事務所によると、これまでに管内の崩落危険箇所などで小さな落石などを確認しているが、目立った被害は出ていないという。今年は例年より早く梅雨入りしたため、通常は大雨洪水注意報を受けて警戒態勢を敷くところを、府乙訓土木事務所は6月1日以降、豪雨につながる恐れのある雷注意報にも早い段階から備えるという。
【 2011年06月01日 10時54分 】
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