京都府木津川市は6日、2007年3月の市発足後に人口が1万人増えたことを記念する式典を市役所で行った。関西文化学術研究都市のニュータウン開発で多くの子育て世帯が転入、府によると今年4月1日までの10年間の人口伸び率は府内市町村でトップの12・3%だった。
同市は07年3月に木津、加茂、山城の3町が合併して発足した。当時の人口は6万6490人。以降に学研都市区域の州見台、梅美台、城山台の各地区で宅地開発が進むなどして奈良市や府内からの転入が増え、今年4月27日に7万6490人となった。
市は今後も人口増を見込んでおり、2035年に人口8万5千人と計画している。
増加1万人目は、奈良市から同市梅美台に転入した國方太郎さん(30)。6日に妻香さん(30)、長男陽向ちゃん(2)と市役所を訪れ、河井規子市長から認定証を受けた。國方さんは「閑静な住宅街で子育てにも環境が良い。新興住宅なのでなじみやすいと思う」と話した。
近畿では大津市も合併後に宅地開発などで人口が増えた。志賀町編入後の06年4月の32万4千人から、今年4月1日時点で1万6544人増えている。
【 2018年05月08日 12時00分 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます