多機能トイレや跨線橋設置 JR向日町駅、バリアフリー完了

2014-04-22 08:17:57 | 護 help
 JR向日町駅(京都府向日市寺戸町)のバリアフリー設備の整備が完了した。同駅で20日、JR西日本と市主催の記念式典があり、関係者や地元住民が駅の利便性向上を祝った。

 向日町駅は1876(明治9)年7月、府内最初の駅として開業し、1966年の改築で現在の駅舎になった。1日当たり約7800人(2012年度)が利用している。

 バリアフリー化は12年11月から始めた。新たに跨線(こせん)橋を設け、車いすの乗降客がエレベーターでホームに行けるようにした。トイレも改修し、構内の段差を音声で知らせる装置も取り付けた。事業費は約6億6千万円。

 式典にはJR西日本や市、府、地元自治会などから約20人が出席した。同社の藏原潮京都支社長は「向日町駅は要衝の駅。これからもご愛顧いただける駅になるよう頑張りたい」とあいさつした。

 その後、出席者は跨線橋や多機能型のトイレなどを見学した。

 市内にあるJRと阪急の3駅のうち、阪急東向日と西向日両駅はすでにバリアフリー化が終了している。

【 2014年04月21日 10時44分 】


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