本日(18日)布橋灌頂会シンポジュウムが開催された。平成8年に130年ぶりに開かれて以来、3回行なわれてきたこの歴史的行事も、今回はシンポジュムの開催となりました。
布橋灌頂会は、山岳信仰が盛んだった時代(特に江戸)に、登拝が許されなかった女性を救済するために行なわれた儀式である。
開式
立山博物館 福江学芸員による『布橋灌頂会の歴史的意味』の講演
俳優児玉清さんも登壇してのシンポジウム
灌頂会に参加されたパネリストの3人とも、目隠しによって【無】の世界を経験したような気がしたと言っておられました。この無の状態が心を見つめる状態、そしてさまよいながら光を求めて進む状態でなかろうか。
私はこの夏、立山室堂から一の越への真夜中3時、足元を照らす明かりひとつ、誰もいない登拝道、この状態になったような気がしました。
コーディネーター 米原寛氏がおっしゃっていました。『文化とは、歴史的伝統を守るのも文化、これから新しく作るのも文化である』と。登壇者も言っておられましたが、 この癒しの文化は、女性だけでな男性も触れていくのが良いのでないか。 これこそ新しい文化であると思いつつ会場を去りました。
参考に、【立山・黒部】を世界文化遺産に登録申請の準備中ですが、その内容に、この布橋灌頂会も入っているようです。
=herai=
布橋灌頂会は、山岳信仰が盛んだった時代(特に江戸)に、登拝が許されなかった女性を救済するために行なわれた儀式である。
開式
立山博物館 福江学芸員による『布橋灌頂会の歴史的意味』の講演
俳優児玉清さんも登壇してのシンポジウム
灌頂会に参加されたパネリストの3人とも、目隠しによって【無】の世界を経験したような気がしたと言っておられました。この無の状態が心を見つめる状態、そしてさまよいながら光を求めて進む状態でなかろうか。
私はこの夏、立山室堂から一の越への真夜中3時、足元を照らす明かりひとつ、誰もいない登拝道、この状態になったような気がしました。
コーディネーター 米原寛氏がおっしゃっていました。『文化とは、歴史的伝統を守るのも文化、これから新しく作るのも文化である』と。登壇者も言っておられましたが、 この癒しの文化は、女性だけでな男性も触れていくのが良いのでないか。 これこそ新しい文化であると思いつつ会場を去りました。
参考に、【立山・黒部】を世界文化遺産に登録申請の準備中ですが、その内容に、この布橋灌頂会も入っているようです。
=herai=