鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2605回】 本気が人を変えていく

2018年02月16日 | 住宅コンサルタントとして
カンブリア宮殿でライザップの瀬戸健さんが取り上げられていました。

全体を見ての感想ですが、
瀬戸健さんはおそらくもっとすごくて素晴らしい人なのだと思うのですが、
ちょっと番組で伝えるべき点がズレていたような気がします。
というか、私が見たいと思っている部分と編集がズレていたんです・・・。

あのライザップの回をつくって編集した制作会社、ダメですね・・・。

さて本題に戻ります。

ライザップは、三日坊主市場と瀬戸さんがおっしゃっている市場で商売をされています。

ダイエット、英会話、ゴルフなど、続けたいけれどなかなか続かないものってありますよね?
それらに取り組みたい人をサポートし、やり遂げていただき、結果を出すことが
ライザップが提供する価値であり、その対価としてお金をいただいています。

ここで問題になってくるのが、やりたいともおっているけれど続けられないお客様の気持ち。

その弱いお客様の気持ちに寄り添い、励まし、
お客様と並走してゴールするのが、ライザップのトレーナーさんです。

このトレーナーさん無くして、ライザップのビジネスは成り立たないのです。

番組の中で瀬戸健さんがおっしゃっていたことをまとめると次のようになります。

「理屈だけでは人は動かない」
「お客様の気持ちを変えるには、(こちらの)気持ちしかない」
「こちら側に『お客様に本当に良くなってもらいたい』という気持ちがあるからこそ、
お客様もトレーナーを信頼できるようになり、『このトレーナーとやってみたい』と思い、
(お客様の)人生も変わっていく」

どうでしょう。

これって住宅の営業マンとお客様との関係性にも似ていると思いませんか?

お客様は別に今の家に困っていない人もいます。

そういうお客様に、家は今建てた方が得、とか
持家の方が賃貸より安い、と理屈だけで伝えても、お客様は動きませんよね?

お客様の気持ちを変えるには、我々営業マンの気持ちしな無いんです。

お客様に本当に幸せに暮らしてもらいたいという気持ちがあるから、
お客様は営業マンを信じてくれるようになり、

「この営業マンの話を聴きたい」
「この営業マンに託したい」

と思うようになるのです。

で、瀬戸健さんお言葉で最も刺さったのが、

「本気が人を変えていく」

という言葉。

皆さんの会社の営業マン、そして皆さん自身、
本気でお客様と向き合えているでしょうか?
コメント
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