私自身が生まれ育った家は、大阪にあります。
毎年、冬になると朝、布団から出たくなくなる。
布団から出ても、ストーブやファンヒーターの前から動けない。
ようやくリビングが温まってきても、洗面所やトイレは寒いので、
そこに行くことが苦痛。
そしてお風呂から出た後、
ちょっと油断すると湯冷めして風邪をひいてしまう。
朝、下着を着替えようとすると、肌着がキンキンに冷えているので、
ファンヒーターの熱風で肌着をあたためてから着替える。
などなど、冬にはいろんな苦労をしていました。
ところが、今の自宅は高気密高断熱なので、
家じゅうの温度差がほぼありません。
なので、タンスの中の肌着も冷たくなければ、
洗面所やトイレ、お風呂の中もあたたかいのです。
我が家では、家内や子どもたちはお風呂を夜に入りますが、
私は朝派なので、朝に入ります。
私の実家ですと、浴槽のお湯の温度は
翌朝、5℃程度まで冷えていましたが
今の家は、36~7℃程度にしか冷えないので、
追い炊きをすると5分もかからずに40℃になります。
ですから朝の忙しい時間でも、
湯船に浸かって体をあたためてから
仕事に向かうことができるのです。
高性能住宅に住むと、冬の不便さは全く感じなくなるのです。
そして今、性能の低い家に住んでいるお客様には、
冬こそが最も自社の家の良さを伝えるチャンスなのです。
ここで重要なのは、説明力ではありません。
お客様自身により深く今の不便さを認識していただくための
質問力であったり投げかけ力と、
お客様から共感を得られる提案力なのです。
そして冬こそが高性能住宅を扱う会社にとって
最もメリットのある季節なのです。