鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3297回】 経営幹部・リーダーの心得

2020年01月09日 | 住宅コンサルタントとして

人それぞれ、いろんな価値観、考え方を持っています。

 

自分の意見、考えを言う権利は、誰にでもあります。

 

それは企業の経営幹部・リーダーも同じ。

 

当然ながら、会社が決断することに対して、

自分の考えと異なることはあるでしょう。

 

会社としての決定の前は、自由に意見を述べても良いのですが、

会社として経営判断をした後は、

幹部やリーダーはその意思決定に従わなければなりません。

 

たとえ、自分の意見と異なっていたとしても、です。

 

ある一定の立場である人が、

会社決定に対して批判をしたりしては、

組織がバラバラになってしまいます。

 

これ、当たり前のことだと思うのですが、

こういう常識を理解せずして幹部やリーダーになっている人も

少なからずいると思います。

 

まあ、幹部やリーダーになったのであれば、

基本的な組織論やマネジメントについて

自分なりに勉強しなければならないんですけどね・・・。

 

最悪かつ頭が悪い幹部・リーダーというのは、

自分の部下の前で、会社決定に対して批判をする人です。

 

こういう人は、組織を去った方が良い。

 

自分の思う通りにしたければ、自分で会社をつくるしかないのです。

 

自分の意見を通したければ、会社決定の前に、

決定者に対して分かりやすい形で自分の考えを伝える。

 

それでも自分の意見とは異なる決断を会社が下したのであれば、

会社決定に従い、全力で仕事に取り組む。

 

これが、幹部・リーダーの常識なのです。


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