人それぞれ、いろんな価値観、考え方を持っています。
自分の意見、考えを言う権利は、誰にでもあります。
それは企業の経営幹部・リーダーも同じ。
当然ながら、会社が決断することに対して、
自分の考えと異なることはあるでしょう。
会社としての決定の前は、自由に意見を述べても良いのですが、
会社として経営判断をした後は、
幹部やリーダーはその意思決定に従わなければなりません。
たとえ、自分の意見と異なっていたとしても、です。
ある一定の立場である人が、
会社決定に対して批判をしたりしては、
組織がバラバラになってしまいます。
これ、当たり前のことだと思うのですが、
こういう常識を理解せずして幹部やリーダーになっている人も
少なからずいると思います。
まあ、幹部やリーダーになったのであれば、
基本的な組織論やマネジメントについて
自分なりに勉強しなければならないんですけどね・・・。
最悪かつ頭が悪い幹部・リーダーというのは、
自分の部下の前で、会社決定に対して批判をする人です。
こういう人は、組織を去った方が良い。
自分の思う通りにしたければ、自分で会社をつくるしかないのです。
自分の意見を通したければ、会社決定の前に、
決定者に対して分かりやすい形で自分の考えを伝える。
それでも自分の意見とは異なる決断を会社が下したのであれば、
会社決定に従い、全力で仕事に取り組む。
これが、幹部・リーダーの常識なのです。