会社組織において、
「部下がなかなか言ったことをやってくれない」
「当たり前のことができない」
というケースは、多々あるかと思います。
また家庭においても、
「ウチの子、本当に勉強しないんですよ」
「夏休みの宿題、3日前まで何も手付かずなんです」
ということも、よく耳にします。
「部下がやるべきことをやってくれない」
「子どもがやるべき勉強をやってくれない」
という場合、ベクトルを相手に向けていても、
ぶっちゃけ何も解決できません。
そもそも、自分の子どもですら、
こちらの意思通りに動いてもらうことなんて不可能です。
赤の他人である社員さんや部下に
こちらが思うように動いてもらうなんてできる訳がありません。
こちらの接し方や態度、発言などをどう変えれば、
相手がより良い行動を取ってくれるのか?
今、自分の身の回りに起こっている現象は、
全て自分が引き寄せたものである。
全ての原因は自分にある、ということが書かれてある、
「自分が源泉」という本をクライアント様に教えていただき、
今、読んでいるのですが、
私が大好きな高森勇旗さんの降伏論のベースは、
この「自分が源泉」なのかな、と思います。
個人的には、我が家の子育てについては、
子どもにどうこう言うのではなく、
自分がどういう模範行動を示せば、
勉強や仕事に対し、真面目に取り組むようになるか、
ということをずっと考えてやってきました。
結果、長男次男共に、まずまず立派に育ったと思います。
部下が、子どもが理想的な行動を取ってくれないのは、
全て自分に原因がある、と考えた方が建設的ですよね?
相手を変えることはできないのです。