鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4997回】 理想的な行動をしてくれないのは何故か?

2024年09月04日 | 住宅コンサルタントとして
会社組織において、

「部下がなかなか言ったことをやってくれない」
「当たり前のことができない」

というケースは、多々あるかと思います。

また家庭においても、

「ウチの子、本当に勉強しないんですよ」
「夏休みの宿題、3日前まで何も手付かずなんです」

ということも、よく耳にします。

「部下がやるべきことをやってくれない」
「子どもがやるべき勉強をやってくれない」

という場合、ベクトルを相手に向けていても、
ぶっちゃけ何も解決できません。

そもそも、自分の子どもですら、
こちらの意思通りに動いてもらうことなんて不可能です。

赤の他人である社員さんや部下に
こちらが思うように動いてもらうなんてできる訳がありません。

こちらの接し方や態度、発言などをどう変えれば、
相手がより良い行動を取ってくれるのか?

今、自分の身の回りに起こっている現象は、
全て自分が引き寄せたものである。

全ての原因は自分にある、ということが書かれてある、
「自分が源泉」という本をクライアント様に教えていただき、
今、読んでいるのですが、
私が大好きな高森勇旗さんの降伏論のベースは、
この「自分が源泉」なのかな、と思います。

個人的には、我が家の子育てについては、
子どもにどうこう言うのではなく、
自分がどういう模範行動を示せば、
勉強や仕事に対し、真面目に取り組むようになるか、
ということをずっと考えてやってきました。

結果、長男次男共に、まずまず立派に育ったと思います。

部下が、子どもが理想的な行動を取ってくれないのは、
全て自分に原因がある、と考えた方が建設的ですよね?

相手を変えることはできないのです。

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